【ONE・X】秋元皓貴が歴史的快挙! 王者カピタンに判定勝ちで日本人初の王座獲得
第2部のキックボクシング世界バンタム級タイトルマッチ(3分×5R)で挑戦者の秋元皓貴が王者カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)に判定勝ち。ONEのスーパーシリーズ(立ち技)では日本人初の王座獲得となった。
王者カピタンを撃破
アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」の10周年興行「ONE・X」(3月26日・シンガポールスタジアム)
第2部のキックボクシング世界バンタム級タイトルマッチ(3分×5R)で挑戦者の秋元皓貴が王者カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)に判定勝ち。ONEのスーパーシリーズ(立ち技)では日本人初の王座獲得となった。
1Rからローを効かせ、優勢に試合を進める秋元。相手のコンビネーションは徹底的にブロックした。中盤からはケージに追い詰め、パンチ、そしてミドル、ローも蹴り続け相手にダメージを重ねた。
文句なしの判定勝ち。秋元の手が上がると、ベルトを肩にかけられ絶叫した。
29歳の秋元は小学2年から空手を始め、2007年にキックボクシングデビュー。19戦無敗でWBCムエタイ日本フェザー級タイトルを獲得。一度はフルコンタクト空手に復帰するも、18年にはシンガポールのメガジム「Evolve MMA」のトライアウトを受けて合格。19年からONEに参戦すると、2戦目でプロ初黒星を喫したが、その後は4連勝。カピタンへの挑戦権を手にしていた。