ポケモンGOが日本赤十字とコラボ 献血ルームで特別仕様の「ラッキー」ギフトを配布
関東甲信越地域の45か所の献血ルームが、23日よりスマートフォンゲーム「Pokemon GO(ポケモンGO)」とコラボ。ここでしか手に入らない、ナースキャップをかぶった「ラッキー」の限定ギフトが入手できる。
ナースキャップをかぶった「ラッキー」の限定ギフトが入手できる
関東甲信越地域の45か所の献血ルームが、23日よりスマートフォンゲーム「Pokemon GO(ポケモンGO)」とコラボ。ここでしか手に入らない、ナースキャップをかぶった「ラッキー」の限定ギフトが入手できる。
ポケモンGOは、ナイアンティック社と株式会社ポケモンによって共同開発されたスマートフォン向け位置情報ゲームアプリ。スマートフォンのGPS機能を使用しながら移動することで、ポケモンの捕獲・育成・バトルなどを現実世界でも体験できる。
今回手に入るのは、ナースキャップをかぶったラッキーの画像が使われている特別なギフト。プレイヤー同士で贈り合ったり、入手場所のポストカードを添えて記念に残したりできるという。
ナイアンテック社が提供する別の位置情報ゲーム「Ingress」では、2014年から有志のプレイヤーが献血協力を呼び掛ける活動「レッドファクション」を世界各地で展開している。その縁もあって、今回同社がポケモンGOでの献血イベントを日本赤十字社に提案。日本赤十字社も、ポケモンGOのプレイヤーに献血を知ってもらう良い機会になること、現在コロナ禍で献血の協力が不安定な状況が続いていることから、この取り組みが実現した。
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターの担当者は、取材に対し「現在も、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で献血者のご協力が不安定な状況が続いています。そのような中で、少しでも多くの方が本取り組みを通じて献血ルームの場所を知り、献血にご協力くださいますようお願いいたします」と文書で回答している。