【新型コロナ】新型コロナウイルスには正しい腸活で対抗! “温酢キャベツ”で免疫力アップ
新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、国からスポーツや文化イベントの中止・延期、全国の小中高校の臨時休校の要請が出され、また在宅勤務体制をとる企業も増えている。人の動きを制限することは効果的な感染症対策のひとつだが、コロナウイルスに負けない免疫力・抵抗力を身につけることも大事な感染症対策になる。そのため「今こそバランスの良い腸活を」と力説するのは、健康管理士で日本美腸メソッズ協会代表の田和璃佳さん(48)。田和さんの勧める腸活とは? 田和さんに聞いた。
腸内環境の“バランス”が大事
新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、国からスポーツや文化イベントの中止・延期、全国の小中高校の臨時休校の要請が出され、また在宅勤務体制をとる企業も増えている。人の動きを制限することは効果的な感染症対策のひとつだが、コロナウイルスに負けない免疫力・抵抗力を身につけることも大事な感染症対策になる。そのため「今こそバランスの良い腸活を」と力説するのは、健康管理士で日本美腸メソッズ協会代表の田和璃佳さん(48)。田和さんの勧める腸活とは? 田和さんに聞いた。
腸内環境を整えることで免疫力がアップするのは、すでによく知られている。味噌や納豆、ヨーグルト、チーズ、キムチなどの発酵食品をとり、野菜や果物で腸内細菌のエサとなる食物繊維をとると良いことも広く知られ、実践している人も多いだろう。
「ところが、発酵食品や野菜をじゅうぶんとっていても、それ以外で極端な食事制限をしているためにかえって腸内環境のバランスを崩してしまっていたり、食品の意外な落とし穴に気づかず、腸内細菌に良くない食事をとっていて、せっかくの腸活によるじゅうぶんな効果を得られていない人の悩みをよく聞きます」
糖質制限は腸活にとってはプラスではない
極端な食事制限とは、たとえば根強い人気がある糖質制限。米やパン、うどんには食物繊維が豊富に含まれているにもかかわらず、それらをいっさい食べずに、肉などのタンパク質だけで栄養を補給するといった偏った食事法だ。腸内環境のバランスを整えるためには、腸内細菌が喜ぶ食材をバランスよく食べることがもっとも重要。それが免疫力をアップすることにつながるからだ。
食品の意外な落とし穴とは、たとえば調味料。せっかく発酵食品の味噌やしょう油をとって正しい腸活を実践しているつもりになっていても、食品添加物が多く使われている味噌やだししょう油を使っていたり、味噌汁に顆粒ダシを使っていたり、といったことは腸活にとっては必ずしもプラスにならないのだ。
「顆粒ダシを使うことなどは小さなことのようですが、その積み重ねでせっかくの腸活の効果が損なわれてしまいます。神経質になれ、というのではなくて、味噌汁を作るにしても、コンブや鰹節でダシをとる昔ながらの素朴なやり方で作ったほうが本当の意味での腸活になり、その結果、丈夫な身体を作るのです」