格闘技イベント「RIZIN」は23日、都内で会見を行い、「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd」（4月16日・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ）、および「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」（4月17日、同）の追加カード発表を行った。元DEPPライト級王者・武田光司（BRAVE）は元UFCのスパイク・カーライル（米国）と対戦することが決まった。

　新たな姿を見せられるか。武田が海外勢との戦いに燃えている。昨年大みそかには“ブラックパンサー”ベイノアに貫禄の一本勝ち。以来、4か月ぶりの今季初戦へ、対戦相手のカーライルは元UFCファイター。最近はベラトールを主戦場に4連勝を飾っている。

「海外のトップファイター。僕が望んでいたこと。挑戦したいとは話していたこと。対戦相手の動画も見ましたが、ファイトスタイル的にもかみ合う。面白い試合になると思う」

　こう意気込みを口にした武田だが、どこか違和感がある。肌の色が黒くないのだ。武田といえば、週一の日サロ通いで焼きまくり、こんがりとした黒い肌がトレードマークだった。だが、今回は「日サロ引退しました。分かります？」と報道陣に問いかけ笑いを誘った。

　黒さには強いこだわりを持っていた武田。激変の理由を「病院行ったら焼きすぎと（笑）。それにお金も使いすぎた。そろそろキャラ変してもいいんじゃないかと」と明かした。

　自然な肌色に戻った26歳は「（相手のスタイルは）僕と一緒。泥臭さとか、似ているものがある。最終的には気持ちの勝負。泥臭く前に出て、いけるところがあれば投げるし、そういうところも出せればと思います」と意気込んでいる。