【RIZIN】元貴源治、デビュー戦は48歳元刑事「顔面の骨を折ってあげようと」 2人で250キロ超の無差別級対決
格闘技イベント「RIZIN」は23日、都内で会見を行い、「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)、および「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」(4月17日、同)の追加カード発表を行った。
「TRIGGER 3rd」と「RIZIN.35」の追加カード発表
格闘技イベント「RIZIN」は23日、都内で会見を行い、「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)、および「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」(4月17日、同)の追加カード発表を行った。
TRIGGERには貴賢神(元大相撲幕内・貴源治)が初参戦。関根“シュレック”秀樹と対戦することが決まった。RIZIN MMAルールで無差別級。貴賢神は190センチ、136キロ。関根は175センチ、120キロ。2人合わせて250キロ超の規格外マッチだ。
24歳の貴賢神は13年3月場所で初土俵を踏み、19年5月場所では十両優勝も経験し、同年7月場所では新入幕を果たすなど将来が期待されていたが、昨年7月に大麻使用を理由に日本相撲協会から懲戒解雇処分を受けていた。総合格闘家で、RIZINでも活躍するスダリオ剛は双子の兄。
会見に出席した貴賢神は「元大相撲の鷹源治改め、貴賢神です。このようなデカい舞台でチャンス与えてくださった榊原社長はじめ、RIZIN関係者のみなさまありがとうございます」と初々しくあいさつ。
自身の課題はスタミナ面と分析。「今は毎日追い込んでやっています。難しいところは特になくて、楽しんでやっています」。関根は寝技にも長けた選手だが、「対策もやっている。顔面の骨を折ってあげようと思っています」と過激な意気込みを口にした。
一方の48歳の関根は元刑事という異色の経歴の持ち主。「これから自分が戦っていく意味を考えた時に、何ができるのか、プロレスラーの強さを証明することと、昭和生まれのおっさんがどこまでやれるのか証明したい」と闘志を燃やした。
“顔面を折る”発言には「顔面骨折はやだなぁ。当たれば折れるのかな。怖いですよ。僕は僕で彼の体重、突進力は怖い。彼は彼でMMA初戦、ベテランの自分と闘う怖さはあると思う。僕からしたら勇気をもって闘うしかないと思っています。一本勝ちしたいですね」と大人な対応だった。