【RIZIN】皇治、天心―武尊戦でのトーナメント構想ぶち上げ「ワンデーで最強決めたらいい」

セミファイナルでは皇治(TEAM ONE)が梅野源治(PHOENIX)と対戦。昨年6月以来、9か月ぶりの再戦は2-0判定で皇治に軍配が上がった。

マイクでもファンを魅了した皇治【写真:(C)RIZIN FF】
マイクでもファンを魅了した皇治【写真:(C)RIZIN FF】

「湘南美容クリニック presents RIZIN.34」第15試合

格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.34」(2022年3月20日、丸善インテックアリーナ大阪)第15試合RIZIN キックボクシングルール(61キロ、5分×3R)

 セミファイナルでは皇治(TEAM ONE)が梅野源治(PHOENIX)と対戦。昨年6月以来、9か月ぶりの再戦は2-0判定で皇治に軍配が上がった。

 両者は昨年6月に対戦。1Rわずか43秒、皇治のバッティングにより梅野が鼻を骨折し、ノーコンテストという消化不良の結末に終わっていた。

 因縁の2人は1R序盤から激しく打ち合った。距離が近い状態で、頭がぶつかるシーンもあったが、皇治はお構いなしに距離を詰めていく。蹴りが主体の梅野に対して、皇治も右ストレート、左ボディーを打ち込んでいく。

 2Rも前進を続ける皇治。終盤には“皇治コール”も沸き起こった。3Rも梅野の蹴りにひるむことなく、愚直に前に出続ける。中盤には梅野に対してホールディングの警告が与えられる場面もあった。地元の声援を受けながら、最後まで手を出す。梅野も蹴りを出し続ける。両者が意地をぶつけあい、終了のゴング。判定の結果2-0で皇治に軍配が上がった。

 試合後のマイクではまず、「いや~。あの~寝起きなんで許してください。すみません。1年間梅野選手、ファン自分の頭で苦しめてしまって、すみませんでした」とまずは謝罪。それでも「ちょっと冬眠から空けるとかっちゃうからな。またアンチわくなぁ。冗談抜きで、自分を支えてくれているのは仲間。皇治軍団です。本当にみんな愛しています。ありがとう。お前らがめちゃくちゃ好きです」といつもの調子でファンに呼びかけた。

 さらに「俺の愛するK-1から最近ごちゃごちゃうるさいなぁ。なんやったかな、野菜みたいな。レオナ・パスタか、レタス(レオナ・ペタス)か知らんけど、電気なまず(芦澤竜誠)も、RISEの和尚さん……なんたらかん(中村寛)、俺にうじゃうじゃ喧嘩売ってますけど、6月、武尊と天心が必死こいて開催が決まった大会にここぞとばっかり乗っかるダサいファイターが多いですけど、俺は乗っかる気ないですけど、どうしてもファンがみたいなら、天心、武尊には申し訳ないように、トーナメントやりましょう。ワンデートーナメントで最強決めたらいいんじゃないですか。ピーマン(YA-MAN)もいるのかな。全員集まって60キロでトーナメントやりましょう。どうですか、皆さん?」とぶち上げた。

“世紀の一戦”でのトーナメント構想を温めていたようだ。。

「おれも本気出す。冬眠明けでムエタイのチャンピオンに勝っちゃったから。ほんきだしたら楽勝よ。不可能を全部可能に変えてやります。不可能何てないですよ。ほっといて欲しいのに、モテてしゃあない」と皇治節全開だった。

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