【カムカムエヴリバディ】錠一郎の“過去”にも注目 トランペットを吹けるのか
女優・川栄李奈が3代目のヒロイン・大月ひなたを演じるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)は、第19週でひなたと五十嵐文四郎(本郷奏多)の別れが描かれた。また、大月家に起こったごたごたの中、ひなたの父・錠一郎(オダギリジョー)が、11日に放送された第92回のラストシーンで、吹けなくなっていたトランペットを口にした。トランペットは手入れされ、きれいな状態に見えたが、果たして錠一郎はうまく吹けるのか。14日から始まる注目の第20週の見どころを探った。
川栄李奈が3代目のヒロインを務める朝ドラの第20週の見どころを探った。
女優・川栄李奈が3代目のヒロイン・大月ひなたを演じるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)は、第19週でひなたと五十嵐文四郎(本郷奏多)の別れが描かれた。また、大月家に起こったごたごたの中、ひなたの父・錠一郎(オダギリジョー)が、11日に放送された第92回のラストシーンで、吹けなくなっていたトランペットを口にした。トランペットは手入れされ、きれいな状態に見えたが、果たして錠一郎はうまく吹けるのか。14日から始まる注目の第20週の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、ひなた(川栄)と弟の桃太郎(青木柚)が大げんかしていると、錠一郎(オダギリ)がトランペットを手に2人のもとへ現れ、なんの冗談かと笑い出す子どもたちに、るい(深津絵里)は錠一郎がかつてプロのトランぺッターだったことを初めて話して聞かせるという。知られざる父の過去を知って驚くひなたと桃太郎は、落ち着きを取り戻して無事に仲直りする展開に。一方、るいは、トランペットを諦めたという錠一郎の言葉を、複雑な思いで受けとめる流れになるという。
そして迎えたクリスマスイブの日、るいの前に、突如、謎の振付師・サンタ(濱田岳)が現れるという。そこへ帰宅したひなたは、10年ぶりの再会の余韻に浸るのもつかの間、サンタが自分の親戚だと知って驚く。興味津々で自分の家族やルーツについて質問を重ねるひなたと桃太郎。そして、るいもまた、サンタにあの日のことを尋ねる展開という。
トランペットはどこのあったのか、また、錠一郎はトランペットを吹けるのかと気になる視聴者も多いと思うが、詳細は錠一郎の言葉から察するしかないようだ。一方、クリスマスに現れるとなれば、やはりサンタ。戦後、妹・安子(上白石萌音)と一緒に和菓子店を再建しようと貯めた金を持って失踪した過去があるが、当時、幼かったるいは、詳しい事情を知らない。るいとサンタが再会したことで、どこまで事情が明かされるのか。るいは母・安子のことをどこまで知ることができるのか。物語の大きな山場の1つであることは間違いない気がする。