格闘技イベントRIZINは10日、都内で会見を行い、「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd」（4月16日・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ）、および「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」（4月17日、同）の開催発表を行った。女子スーパーアトム級タイトルマッチで王者・浜崎朱加に挑戦する“超新星”伊澤星花が意気込みを口にした。

　いつもどおりひょうひょうとしていた、ショートパンツ姿で会見に臨んだ伊澤。「超新星の伊澤星花です」といつものように、“超新星”と自称。さらに「前回は勝つことができたんですが、今回が本当の闘いだと思います」と浜崎に宣戦布告した。

　24歳の伊澤は2020年のプロデビューから破竹の5連勝。昨年大みそかの「RIZIN.34」ではノンタイトル戦とはいえ、2R・TKOで浜崎を破っている。自他ともに認めるジョシカクの“超新星”だ。

　今月31日には40歳となる浜崎は「ベルトは持っていますが、直近は負けているので、挑戦者の気持ちで勝ちに行く」と気合十分の表情だが、これに対し伊澤も「浜崎さんの気持ちに負けずに頑張りたい。前回の勝ちは気にしていない」と応じていた。

　ジョシカクのレジェンドとも言える浜崎に連勝し、ベルトを奪えるのか。真の世代交代を虎視眈々ともくろんでいる。