女優の堀田真由が21日、都内で行われた主演ドラマ「木のストロー」（26日午後3時30分、関東ローカル）の制作発表会見に共演の鈴木保奈美とともに出席した。

　フジテレビ・BSフジ・ニッポン放送がともに取り組むSDGsプロジェクト「楽しくアクション！SDGs」の関連番組として制作されたスペシャルドラマ。世界初の“木のストロー”を開発・実現するまでの実話を描いている。主演の堀田は住宅メーカー「オーセントホーム」に勤務する若木陽菜、鈴木は陽菜の上司で、広報担当役員の奥沢塔子を演じた。

　2人が共演するのはNHK連続テレビ小説「わろてんか」以来、4年ぶり。堀田は「『わろてんか』は意外にも同じシーンがなく、あっても短かった。なので、今回のほうがかなり密が濃い。やっとお芝居する時間があってすごくうれしかった」と喜び。前作では仲のいい親子だったが、本作では部下と上司役。堀田は「役柄の関係性も時代も違う。ガラッと変わりましたけど、撮影の合間にビルから見える富士山の写真を一緒に撮った」とうれしそうに振り返った。

　鈴木は堀田について、「いい意味で4年前と変わらない」といい、「ふにゃふにゃしていて大好き。でも芯がある」と紹介した。会見の終盤、堀田が視聴者に向けて「番組を見て世界でどんなことが起こっているのか知っていただければ。“今日はよろしくお願いします”」とあいさつ。慌てて「違う、これじゃまた会見始まっちゃう！」と苦笑いすると、隣にいた鈴木は「ふにゃふにゃしているけど、芯がしっかりしている」と目を細め、会場を笑わせた。