テレビ朝日系土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」（毎週土曜、午後11時）の第6話が19日に放送された。同作は秋元康が手掛けるオリジナルコメディー作品で、細田佳央太がドラマ初主演を務める「イケメン」だらけの学園ドラマ。

　選抜イケメン大会に向けて美南学園にテレビの取材が入り、優勝候補として紹介される。世間の注目が集まったことでイケセン候補者たちは調子に乗るが、エースイケメン・柳（宮世琉弥）はそんな浮かれるイケセン候補者たちに「自分はなんとしてでも全国にいくんだ」と喝を入れて、スパルタ特訓を強いる。柳の特訓はどんどんハードになり、ついていけないイケセン候補者たちと対立し、孤立してしまう。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　柳が人一倍イケセンに力を入れている背景には、カンナ（遠藤さくら）の存在が。柳はカンナに「子どものころの約束覚えてる？　俺がカンちゃんをイケセンに連れて行くって。今の俺なら確実にその約束を果たせる」と熱く語りかけるが、カンナはどこ吹く風。「今のいっくん（柳）はつまらない」「昔は面白かったのに」と言い残し、カンナは立ち去ってしまう。

　柳は龍馬（細田佳央太）とカンナが仲良く話すところを目撃。「付き合ってるの？」と龍馬にたずねるが、龍馬は「まさか」と慌てて否定する。「僕のことをかっこいいと思っていない」「いつも面白いって笑われてしまう」と明かした龍馬に、柳は「俺はお前をライバルと認める」といきなり宣言。「カンちゃんをイケセンに連れていくのは俺だ」とつぶやくが、事態を読み込めない龍馬は戸惑う。

　柳はイケセン候補者たちにハードな特訓を強要。「全国にいきたくないのか」と詰め寄るが、神宮（水沢林太郎）に「みんなは一方的な柳についていけない」と突き放される。孤立してしまった柳は、再びカンナのもとへ。カンナと下校しながら、柳は「気づくと俺の周りからは誰もいなくなってしまう」と弱音を口にするが、そこに不良3人組が絡んでくる。カンナを守るために思わず相手を殴ってしまう柳。その様子は不良たちによって撮影されており、瞬く間にその動画が拡散される。

　学園長・海老名（秋山菜津子）は「こんな騒ぎすぐに納まる。気にしなくていい」と柳に声をかけるが、柳は「退学する」と主張し、学園を去る。顧問の風間（速水もこみち）は龍馬を呼び出し、「柳を連れ戻せ」「美南学園のピンチを救え。これはミッションだ」と命じる。

　第6話では、カンナと柳が幼なじみだったことが判明。その事実を聞いた龍馬は微妙な表情を浮かべるが……。柳もカンナに執心している様子で、視聴者は「カンナのこと好きなんか」「カンナちゃんをめぐって三角関係なの？」と興味深々。さらに、第6話ではカンナ演じる遠藤が制服姿で読書にふけるシーンや、柳と並んで歩くシーンも満載で、ファンからは「こんな奇跡の女子高生おるかい」「さくちゃん脚なが！」「スタイルえぐすぎて草」と驚きの声が上がっていた。