ヨルシカ・suis、テレビ初ナレーションで「ひとつ夢がかなった」 フジ系ドキュメンタリー番組
2人組のロックバンド「ヨルシカ」のボーカルを務めるsuis(スイ)が、フジテレビ系ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で、“語り”を担当する。suisがテレビ番組でナレーションを読むのは今回が初めてだ。
ヨルシカは2018年に公開したMV「ただ君に晴れ」が話題に
2人組のロックバンド「ヨルシカ」のボーカルを務めるsuis(スイ)が、フジテレビ系ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で、“語り”を担当する。suisがテレビ番組でナレーションを読むのは今回が初めてだ。
その時代を生きる人々の人生に寄り添い、裏表のないありのままの姿を作品として世に送り出し続けている「ザ・ノンフィクション」。20日午後2時から放送される「ザ・ノンフィクション 山奥ニートの結婚~一緒に赤ちゃん育てませんか~」(関東ローカル)で、suisがナレーションを務める。
ヨルシカは、コンポーザーのn-buna(ナブナ)とボーカルのsuisによるバンド。2018年に公開したMV「ただ君に晴れ」が、再生回数1億回を突破し大きな話題に。その後もZ世代を中心に、2人が織り成す世界観に共感する声が多く、SNSだけでなく日本の音楽シーンで圧倒的な存在感を放っている。
そんなsuisが今回、テレビ番組でのナレーションに初めて挑戦することになったのだが、「まず、“自分にできるのか”っていう気持ちがすごくありました」とオファーを受けた直後は、とまどいの方が大きかったと話す。台本を読み進めていくうちに「私、これがやりたかったのかもしれないな」というの気持ちが自分の中にあったことを感じたという。自身を「私は人見知りで人とは一緒にはいられないタイプ」と少し苦笑いしながらも、「人の人生にナレーションという形、“語り手”みたいなものとして寄り添うことができて、ひとつ夢がかなったような気がしています」と、初めての挑戦を振り返った。
suisが語りを務める今回は、社会や家族とのつながりから離れ、互いに干渉することもない“理想郷”を追い求め、山奥にある平均年齢が80歳に迫る“限界集落”にたどり着いた若者たちの生活を追った作品。最寄駅からは車で2時間の場所にあり、自らを“山奥ニート”と称し、働きたくないという思いを抱えた20~30代の若者たちが集団生活をするシェアハウスが作品の舞台となる。昨年5月、30代のももこさんが、同じ住人である年下男性と突然の結婚と妊娠を発表したことで“山奥ニート”たちが新しい命という“現実”に向き合っていく様子をドキュメンタリーで描いている。