瀬戸内7県(兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛)を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、4thシングル「無謀な夢は覚めることがない」を引っ提げグループ4年目となる2020年も全力疾走を続けている。3月28日には3周年コンサート開催も決定。2期研究生も加わり、新たな扉を開こうとしている彼女たちはどんな夢を抱いているのか。STU48インタビューシリーズの第7弾は、1期生・薮下楓とドラフト3期生・沖侑果を直撃。派生ユニット「せとまいく」でも一緒に活動する2人が新生STU48を語る！

――4thシングル「無謀な夢は覚めることがない」の発売から約1カ月が経過しました。新曲への反響はやはり大きいのは？

沖侑果(以下、沖)「『今までとは全然違うね』と言われます」

薮下楓(以下、薮下)「曲調もだけど、表題曲でこういうのが初めてだからね」

沖「笑顔があまりないところとかも新しいですよね」

薮下「そう。やっていても今までのSTU48とは違うなと感じる。これまでもカップリングにはカッコいい曲があったけど、4thシングルにしてガラっと変わったなって。ファンの方からも『歌詞が良いね』『新しいSTU48だね』と言って頂けるから嬉しいね」

――MV撮影地の一つである「牛窓オリーブ園」は沖さんの地元・岡山県。やはり、地元での撮影は特別な思いがありましたか？

沖「MVに岡山の景色が映っているのが本当に嬉しいです。これまで『瀬戸内の声』（STU48初のオリジナル楽曲）で一回あったくらいだったので。以前が倉敷美観地区と黒島ヴィーナスロードで、今度はオリーブ園。聖地巡礼で岡山に来た時に、いろんなところを回ってもらえるのがいいですね」

――今回のMV撮影の思い出は？

薮下「なんだろう……とにかく寒かったね」

沖「寒かったです」

薮下「冬の海で寒かったけど、みんなで足湯で温まったのも楽しかった。あと、ハンバーガー食べた！」

沖「あっ！　食べましたね。海の近くのハンバーガー屋さんで」

薮下「観光客の方も多いみたいでお洒落なカフェが多かったね。みんなでワイワイしながらハンバーガーとポテトを食べました」

沖「美味しかったなー」

――多数のダンサーさんを率いた大迫力の群舞ダンスが見どころの一つだと思います。

沖「カット数が多くて体力勝負でしたね(笑)」

薮下「テイク数は100回以上でしたし、裸足だったので寒くて足がもう凍結してしまうんじゃないかってくらいで(笑)。なんとか気合いで乗り切ったって感じです」

沖「ダンスの先生からダンサーさんの立ち位置にも細かく指導が入っていて、何回も止まって『立ち位置調整！』みたいな」

薮下「『何ミリこっち！』とかね(笑)」

沖「砂浜だから目印もあまり作れないので、もう感覚でしたね」

薮下「踊ってるうちに足を取られちゃうんだよね。踊りづらかった(笑)」