「呪術廻戦」アニメ第2期放送へ 劇場版大ヒットで緒方恵美「未来につながる仕事だった」
声優の緒方恵美が12日、都内で行われた映画「劇場版 呪術廻戦 0」大ヒット御礼舞台あいさつに、花澤香菜、中村悠一、櫻井孝宏、榎木淳弥とともに登壇。100億円を超える大ヒットを記録した感謝を伝えた。また、同イベントでは「呪術廻戦」テレビアニメ第2期放送が決定したことが明かされている。
「コロナ禍でこれが作れたのが大きいと思います」
声優の緒方恵美が12日、都内で行われた映画「劇場版 呪術廻戦 0」大ヒット御礼舞台あいさつに、花澤香菜、中村悠一、櫻井孝宏、榎木淳弥とともに登壇。100億円を超える大ヒットを記録した感謝を伝えた。また、同イベントでは「呪術廻戦」テレビアニメ第2期放送が決定したことが明かされている。
MCから「周りの人からの反響はありましたか」という質問に緒方は「関係者の方からの『見たよ』のラインを多くいただいたのがびっくりでした。現場に行って会う人、会う人に『見たよ』って言われました。いろいろと反応があってうれしかったです」と声を弾ませながら答えた。
中村が「最後の方は緒方さんと櫻井さんと3人で掛け合いができたんです。年明けに映画を見て、収録では気づかなかったんですが、緒方さんの呼吸の演技がめちゃくちゃよくて」と感想を述べると、緒方は「スタジオに厚いアクリル板みたいなものが両脇にあるんで、細かい息づかいが聞きづらいんです。できたのを見て初めて知るんです」と補足した。
さらに緒方は「スタジオでの掛け合いができなかったら最後の方のシーンは全然違うものになってしまったと思う。本当は当たり前なんですけど、やっぱり一緒にやらないと違うなと思いました。一緒にやれたシーンがあってよかったなと思います」と振り返り、「現場によっては掛け合いの面で変わってしまっているところもあります。本当は掛け合いが大事なんで、その結果がこの作品になったということを、業界のいろんな方に確認していただきたい。掛け合ったりするシーンが普通にできる日常に戻りたいなと思います」と自身の思いを明かした。
最後に緒方は「この映画がヒットしたのは芥見先生の原作の力があるからですが、テレビシリーズのキャスト・スタッフの皆さんが熱を込めて作ってくださって、皆さんに伝わって、盛り上がりを見せた中で、私どもが担当させていただいた。すべての呪術廻戦チームの皆さんの思いが結晶した形になったものだと思います。100億とかはよくわかりませんが、皆さまが心を震わせて、伝えてくださったおかげだと思います。支持していただいたのは本当に幸せなことだと思います。コロナ禍でこれが作れたのが大きいと思います。未来につながる仕事だったと思います。いろんな形でつながっていく作品だと思います。アニメ業界、漫画業界の未来につながっていくようになればとうれしいなと思います」と丁寧に言葉を紡ぎつつ、熱弁をふるった。
同作は芥見下々原作コミックの映画化で、人間の負の感情から生まれる化け物や呪霊との呪術師の闘いを描いたダークファンタジー。公開50日で観客動員784万人、興行収入108億円を突破するほどの大ヒットを記録している。