【鎌倉殿の13人】源氏の先行き不透明 義時揺さぶる男と坂東武士団で“最も危ない男”登場
小栗旬が主人公・北条義時を演じる大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)。6日に放送された第5回では、義時の兄・宗時(片岡愛之助)が戦死する様子が描かれたが、源平合戦に突入し、源氏にとっての今後の厳しい展開も予想される。13日に放送される第6回の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じる大河ドラマの第6回の見どころを探る
小栗旬が主人公・北条義時を演じる大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)。6日に放送された第5回では、義時の兄・宗時(片岡愛之助)が戦死する様子が描かれたが、源平合戦に突入し、源氏にとっての今後の厳しい展開も予想される。13日に放送される第6回の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、大庭景親(國村隼)率いる平家方の前に大敗を喫した源頼朝(大泉洋)の一党。この合戦で、北条家を引っ張ってきた宗時ら有力な坂東武者が戦死。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に身を潜める内容という。
一方、宗時の熱い思いに決意を新たにした義時は、再起を図るべく父・時政(坂東彌十郎)とともに甲斐を治める武田信義(八嶋智人)の元へ向かうとされる。
コメディー要素をちりばめ、現代語も使うなど、視聴者と時代劇、大河ドラマとの距離を縮めている「鎌倉殿の13人」。第5回では、いつもはくすっと笑わせてくれる時政や宗時が合戦でりりしい姿を見せ、義時が合戦で敵の命を絶とうするシーンでは、手がガタガタと震えるなど人としての心情をきちっと描くリアリティーさも見どころがあった。まさに、世代を超えて素直に楽しめるエンターテインメント作品だ。
第6回では、大敗を喫した源氏が再起を図るため、義時が父・時政と甲斐を治める武田信義の元に向かう流れというが、NHKの公式サイトで、武田信義は「頼朝の使者である時政、義時親子を巧みに揺さぶる」と紹介されている。また「頼朝との連合軍で富士川にて平家の大群を迎え討つ」とも。
一方、第5回の本編放送後の予告編では、佐藤浩市が演じる上総広常の姿もあった。NHKの公式サイトで上総広常は、坂東武士団で最も危ない男と紹介されている。2万騎ともいわれる大軍勢を率いており、頼朝が合流を切望するが、その去就はよめないとも。義時を巧みに揺さぶる武田信義と去就のよめない坂東武士団で最も危ない男の上総広常。2人がどう動き、源氏にどんな影響を与えるか第6回が注目される。