5日、6日付の映画動員ランキング（興行通信社調べ）が発表され、累計興行収入104億円を突破した「劇場版 呪術廻戦 0」（東宝）が3週連続の首位となった。

「劇場版 呪術廻戦 0」は、土日2日間で動員26万3000人、興収4億1900万円をあげて首位に君臨。5日からは入場者プレゼント第3弾の配布、4D版、ドルビーシネマ版での上映が始まっており、前週比は動員で156％、興収で176％という好調ぶり。累計では動員760万人、興収104億円を突破し、歴代興収ランキング34位まで順位を上げている。

「コンフィデンスマンJP 英雄編」（東宝）は、土日2日間で動員8万9000人、興収1億3000万円をあげ、こちらも3週連続の2位。累計では動員143万人を突破し、興収は間もなく20億円に達する。

　ドラマ「時効警察」シリーズの三木聡の監督・脚本による空想特撮エンターテイメント「大怪獣のあとしまつ」（東映／松竹）は、土日2日間で動員8万8000人、興収1億2200万円をあげ3位に初登場。邦画史上最大スケールとなる大怪獣の造形は、「平成ゴジラ」シリーズなど数々の怪獣造形で知られる若狭新一が手掛けている。

　4位にも新作「ゴーストバスターズ／アフターライフ」（ソニー）がランクイン。1980年代に世界的ヒットを記録した「ゴーストバスターズ」「ゴーストバスターズ2」の続編。監督は前2作を手掛けたアイヴァン・ライトマン監督の息子で、「JUNO ジュノ」「マイレージ、マイライフ」などで知られるジェイソン・ライトマン。出演はマッケナ・グレイス、ポール・ラッド、フィン・ウルフハードほか。

「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクした「宇宙戦艦ヤマト2199」「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」シリーズの続編2部作の後編「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA』（松竹ODS事業室）は惜しくも圏外のスタートとなった。