テレビ朝日系土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」（毎週土曜、午後11時）の第4話が5日に放送された。同作は秋元康が手掛けるオリジナルコメディー作品で、細田佳央太がドラマ初主演を務める「イケメン」だらけの学園ドラマ。

　美南学園に転校生としてやってきた藤堂凛音（木村慧人）は韓国育ちの日本人高校生で、メイクを施したその顔はまるで韓流イケメン。強敵の出現に、若林拓実（藤原大祐）や一ノ瀬塁（内藤秀一郎）、宇治原修（藤枝喜輝）ら選抜イケメン候補は戦々恐々！　そこで、池田龍馬（細田）を言いくるめて凛音に近づかせ、弱点を探ることにする。が、知れば知るほど凛音はただ美しいだけではなく、イケメンという武器を最大限に使って自分の魅せ方を知る上に、さらに周囲を楽しませる最強のイケメンだということが分かる。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　凛音は転校早々、困っている女子をさっそうと手助け。凛音の秘密を探ろうとする龍馬は「凛音くんってなんでそんなに格好いいの？」と質問するが、逆に「好きな人いる？」と聞かれる。カンナ（遠藤さくら）を思い浮かべる龍馬に、凛音は「5秒で女子をとりこにする方法を教えてあげるよ」と言い、軽やかなステップを踏みながら花（齊藤なぎさ）に接近。花の髪型を褒めると、花は舞い上がって凛音に抱きつく。

　転校生・凛音とも打ち解けた龍馬。イケセン候補メンバーも凛音の出現で一致団結したが、凛音は舞台プロデューサーの父親の都合ですぐに転校することに。龍馬は「凛音くんと一緒にいるだけでめちゃくちゃ楽しかった」と別れをさみしがるが、カンナは「私は池田くんだって楽しいと思うけど」とポツリ。

　その言葉を聞いてドキドキする龍馬。カンナは「どうしたの？　顔赤いよ」「熱あるんじゃない？」と龍馬の額に手を当てるが、龍馬は思わずカンナの手首をつかんでしまう。龍馬は凛音から伝授された「5秒で女子を虜にする方法」を実践しようとするが、「ごめん！」と言い残し、カンナの前から逃げ出す。

　2人のやりとりに、視聴者からは「熱はかられたい」「こんな測り方されたら逆に熱あがっちゃう」と悲鳴が。次週予告では「恋の嵐が吹き荒れる!?」というテロップとともに、龍馬とカンナが急接近している様子も映し出されるなどさらなる進展の可能性もあり、ファンからは「最終回まで心臓持つのか」と心配する声もあがっていた。