天月、日テレ「MUSIC BLOOD」出演 “歌い手仲間”まふまふは「人としても素晴らしい」

インターネット発のアーティスト「天月‐あまつき‐」(以下、天月)が、4日放送の日本テレビ系「MUSIC BLOOD」(毎週金曜、午後11時)にゲスト出演した。

「MUSIC BLOOD」に出演した天月‐あまつき‐【写真:(C)日本テレビ】
「MUSIC BLOOD」に出演した天月‐あまつき‐【写真:(C)日本テレビ】

ツイッターのフォロワー数は157万人、YouTube登録者数は183万人

 インターネット発のアーティスト「天月‐あまつき‐」(以下、天月)が、4日放送の日本テレビ系「MUSIC BLOOD」(毎週金曜、午後11時)にゲスト出演した。

 毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像でひも解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。第44回のゲストとして天月が登場した。

 天月は今注目を集めている“歌い手”と呼ばれるインターネット発のアーティストで、配信した動画の総視聴回数は驚異の8億回超え。ツイッターのフォロワー数は157万人、YouTube登録者数は183万人を誇る。

 そんな天月はMCの田中圭からメディアに顔を出さない理由を聞かれると、「自宅などで趣味でやっていたことが仕事になった感じなのと、匿名性の高いネットの世界では、顔を出さないということが当たり前だったと言いますか。別に出したくないというわけでもなかったのですが、気づいたら出すタイミングを失っていたという感じです」と、照れながら語った。

 そして、ネット社会に疎いMCの田中と千葉雄大に天月は歌い手について優しくレクチャー。ほかの歌い手仲間とのプライベートでの交流などについても明かした。中でも昨年の「NHK紅白歌合戦」に歌い手として初出場した「まふまふ」とは、10年来の仲だという。「ネット上でお互いの存在は認識していたのですが、あるライブ会場で『(ネット上で)あの曲を歌っていた人ですよね?』みたいな感じで仲良くなりました。アーティストとしても人としても素晴らしいです。彼にしか創れない世界観があります」と語った。

 また、田中からの「そもそもなぜ歌い手になったのですか?」という素朴な疑問に対しては、「趣味で動画を見ていたときに、同い年くらいの人が配信をして自分で表現をしているのを見て、僕も何か自分でできないかなと思って歌い始めて、たくさんの人に聴いていただけるようになりました。小中学校時代は引きこもっていたのですが、当時逃げ込んだ場所がネットの世界でした。今この瞬間も、僕と同じように学校や社会になじめないで悩んでいる人がたくさんいると思いますが、僕の歌うことと同じように、ふとしたことがきっかけで変わることがあると思います。自分が人前で歌を披露するなんて、想像できませんでしたから(笑)。僕は、決して『歌い手になろう』と思って始めたわけではありません。活動を始めて数年は『僕の歌なんて誰も聴いてくれない……』という思いが強かったですし。でもそういう考えは応援してくれる人に対して失礼だなって思うようになり、それからは応援してくれる人のために歌うようになりました」と自身の過去を明かすとともにメッセージを送った。

 ライブでは、“歌い手・天月”を世に知らしめてくれた大事な曲というMONGOL800の「小さな恋のうた」と、自身の新曲「Caffe Latte」を披露した。

次のページへ (2/2) 【写真】日テレ「MUSIC BLOOD」に出演した天月の別カット
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