【鎌倉殿の13人】源氏早くもピンチか 頼朝が始めたあることに平家方が激怒
小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)。第4回の終盤では、佐々木経高(江澤大樹)が放った1本の矢からついに本格的な源平合戦が始まった。今後の展開はどうなるのか、第5回(6日放送)の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じる大河ドラマ 第5回の見どころを探る
小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)。第4回の終盤では、佐々木経高(江澤大樹)が放った1本の矢からついに本格的な源平合戦が始まった。今後の展開はどうなるのか、第5回(6日放送)の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、闇夜にまぎれ、堤館と山木館を立て続けに襲撃した源頼朝(大泉洋)の一党。見事に首級を挙げて勝利した頼朝は、義時の知恵も借り、坂東での政の第一歩として土地の分配を始める。
だが、これを知った平家方が激怒する。相模では、奉行を務める大庭景親(國村隼)が梶原景時(中村獅童)ら3000の兵を率いて出陣。伊豆でも、頼朝討伐に燃える伊東祐親(浅野和之)が動き出す。これに対する頼朝は全軍を率いて鎌倉を目指そうとする展開という。
第4回では頼朝をめぐる女性の意地がぶつかる北条政子(小池栄子)と八重(新垣結衣)の描写や、頼朝の夢枕に立つ後白河法皇(西田敏行)、老いた兵が集まるシーンなどいつものようにコミカルな要素をちりばめながらも本格的な源平合戦がスタートした。合戦に臨む前の義時らのりりしい姿や緊迫した雰囲気は、この作品に新たな魅力が加わったようにも感じさせた。
第5回でも大庭景親(國村隼)が梶原景時(中村獅童)ら3000の兵を率いて出陣するなど、目が離せない激しい展開となる気配を感じる。また、第5回からは中村獅童の演じる梶原景時が登場する。NHKの公式ホームページでは頼朝を追い詰める謎の敵将。武骨な坂東武者が多い中、和歌を好むなど教養も高く、信心深い一方で、リアリストで冷徹な男という設定。作品にどんな刺激を与えてくれるか注目だ。