鈴木福、初めてのキスシーンは“戦車の上”「僕の理想とはまたちょっと違った」

俳優の鈴木福が2日、都内で行われた短編映画「少年と戦車」舞台あいさつに、共演の黒崎レイナ、笠井悠聖、林裕太、メガホンをとった竹中貞人監督とともに登壇した。

初キスシーンに挑戦した鈴木福【写真:ENCOUNT編集部】
初キスシーンに挑戦した鈴木福【写真:ENCOUNT編集部】

短編映画「少年と戦車」舞台あいさつに登壇

 俳優の鈴木福が2日、都内で行われた短編映画「少年と戦車」舞台あいさつに、共演の黒崎レイナ、笠井悠聖、林裕太、メガホンをとった竹中貞人監督とともに登壇した。

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 文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2021」は、今年度の製作実地研修で完成した短編映画4作品の合評上映会を開催。ここで上映された短編映画「少年と戦車」は、ときどき言葉を交わす少女・咲良(黒崎)に思いを馳せることが唯一の楽しみだった、窮屈な日常やイジメに悩む中学生の田崎(鈴木)が、湖に戦車が沈んでいるという情報を知り捜索へ出るが、待ち受けていたのは思春期と向き合う壮大な精神の旅だった……というストーリー。

 今回演じた役について「僕にとってとても挑戦的でした」と表現した鈴木は、具体的に挑戦的だと思った点を問われると「これまで普通の役って少なくて、妖怪だったり一休さんなどいろいろやらせていただいてきた中でも、普通に近いながらに(思春期の)凶暴性みたいなものがあったり、キスシーンだったり、上裸で踊るときに中学生だからといって『脇毛を剃れ』って監督に言われたり、爆発のシーンなどいろいろやらせてもらいました」と回顧。

 劇中では戦車の上で黒崎とのキスシーンにも挑戦した鈴木は「台本にもありましたけど“本当に戦車の上でやるんだ!”って思いましたね。僕の理想とはまたちょっと違いますけど、戦車と女性という男のロマン的な表し方をされるのはすごく面白いなと思いました」と吐露し、「戦車の上でキスシーンができる俳優もなかなかいないと思うので、そこはありがたかったですね。まさかのファーストキスシーンが戦車の上っていうのは面白い話ですね」と笑顔を見せた。

 また、劇中では鈴木と笠井がキスをするシーンもあるが、笠井が「自分も初めてのキスだったので、“初めてのキスが事務所の先輩の福先輩か……”という、ちょっとうれしかったのもあったけど、ああ……みたいな(笑)」と苦笑すると、鈴木は「僕としては悠聖くんの前にレイナさんとのキスシーンがあったので、ホッとしていた部分はありました」と胸をなで下ろした。

次のページへ (2/2) 【写真】「少年と戦車」舞台あいさつの集合ショット
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