【妻、小学生になる。】毎田暖乃が「石田ゆり子にしか見えない」 妻の“生まれ変わり”役で存在感
TBS系ドラマ「妻、小学生になる。」(毎週金曜、午後10時)の第1話が21日に放送された。堤真一主演の同作は、芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融(むらた・やゆう)による同名漫画で、10年前に愛する妻を失い生きる意味を失った夫とその妻が、思わぬ形で妻(母)と奇跡の再会をする物語。
プロデューサー・中井芳彦氏「スタッフ一同この方しかいないと思いました」
TBS系ドラマ「妻、小学生になる。」(毎週金曜、午後10時)の第1話が21日に放送された。堤真一主演の同作は、芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融(むらた・やゆう)による同名漫画で、10年前に愛する妻を失い生きる意味を失った夫とその妻が、思わぬ形で妻(母)と奇跡の再会をする物語。
新島圭介(堤)は、10年前に最愛の妻・貴恵(石田ゆり子)を亡くしてから、妻のいない残りの人生を“余生”だと思って生きている元愛妻家。全く生気が感じられないため、周囲からは陰鬱な男に見られている。一人娘の麻衣(蒔田彩珠)の幸せを誰よりも願っているものの、生活費を稼ぐ以外何もしてやれないことが心苦しく、コミュニケーションすらうまく取れていない。そんなある日、ランドセルを背負った見知らぬ女の子(毎田暖乃)が現れ、「わたしは10年前に他界したあなたの妻よ」と圭介に告げる。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
妻を名乗る小学校4年生の万理華は、10歳の誕生日を前に自分が貴恵の生まれ変わりであると突然思い出し、新島家を訪れたのだった。自分の死を引きずったままの夫と娘を激励する万理華に、2人は激しく戸惑う。
万理華が貴恵の生まれ変わりであることを受け入れきれない麻衣は、母と思い出が詰まったキッチンに立つ万理華を追い出そうとする。圭介も「もう来ないでくれ」と万理華を拒否。しかし翌日、麻衣のもとには貴恵が亡くなってからの10年分の誕生日ケーキが、圭介のもとには思い出のハバネロミートボール入りの弁当がそれぞれ届く。
この出来事で、万理華が貴恵の生まれ変わりであることを確信した圭介と麻衣。貴恵の死後、止まっていた新島家の時間が再び動き出し、圭介は万理華に「18歳になったら結婚しよう」とプロポーズする。
万理華を演じる毎田暖乃(まいだ・のの)の演技に視聴者は大注目。石田ゆり子が演じる貴恵そのもののようなセリフ回しなどに「暖乃ちゃんの演技力経験値がカンストしてますわ」「毎田ちゃん、まるで石田ゆり子さん」「妻の生まれ変わりの小学生の子役の子、石田ゆり子さんの話し方そっくり! すごいわ」「マジで子役の子すごい…石田ゆり子にしか見えない…」と称賛する声が相次いだ。
毎田は2011年9月25日生まれの10歳。19年後期に放送されたNHK連続テレビ小説「スカーレット」で照子(大島優子)の長女・雪子役を演じてデビュー。その後、20年後期に放送された「おちょやん」ではヒロイン・千代の幼少期を約500人のオーディション参加者の中から射止めて話題に。さらに、物語の終盤では春子役で再登場し、その演じ分けが絶賛されていた。
同作のプロデューサー・中井芳彦氏は、キャスト発表時に「小学生に生まれ変わった妻役をお願いする方を探すために約2年間たくさんの方に会い、オーディションに参加していただきました」と長期間にわたる選考を行ったことを明かしており、「オーディションの最終日に毎田暖乃さんに出会い、スタッフ一同この方しかいないと思いました。出会えたことに奇跡を感じています」と放送開始前から並々ならぬ期待を寄せていた。