元乃木坂46で女優の生田絵梨花が14日、都内で行われた映画「コンフィデンスマン JP 英雄編」の初日舞台あいさつに出席。小手伸也から連絡先を聞かれるも断ったことを明かした。

「伝説の詐欺師に一番相応しいのは誰？」というトークテーマが出ると、小手が「生田さん」と回答。「この中で一番本性がわからないから。これまで乃木坂のトップアイドルとして清楚を貫いてきた人が役作りだからってこんなにSになります？」と語ると、生田が「それは小手さんが連絡先聞いてきて断っただけじゃないですか」と暴露。小手をタジタジにさせた。

　また、共演した城田優も「僕も生田さん」と指名し、「彼女はみなさんが思っているよりポテンシャルが高い」と絶賛。続けて「イジられることに慣れていない人間がイジられると戸惑うけど、彼女は完璧にこなしている。これからバラエティー女優として活躍する」と太鼓判を押すも、生田本人は「正統派女優としてやらせていただきたい（笑）」と慌てて訂正していた。

　生田は本作でスペインのマフィア・ゴンザレスの内縁の妻で、男を惑わず魔性の女・畠山麗奈を熱演。役作りのために参考にしたのは「アリアナ・グランデ」で、「衣装あわせしたときアリアナ・グランデだと思った。髪型もメイクも服装もその印象だったのでアリアナ・グランデの動画を見まくった」と明かした。これまでのイメージと異なる役で「誰かわからないという感想をもらいましたね。乃木坂というグループが大人しめで、スカート丈長めみたいなイメージだった。私も新しい扉を開けちゃった感じ。私、革命を起こしました！」と胸を張った。

「コンフィデンスマンJP」は2018年にフジテレビ系で放送された連続ドラマで、ダー子（長澤まさみ）、ボクちゃん（東出昌大）、リチャード（小日向文世）の3人が信用詐欺師に扮し、欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取るストーリー。2019年に劇場版第1弾「ロマンス編」、2021年に第2弾「プリンセス編」が公開された。第3弾となる本作は、地中海の島・マルタを舞台にした騙し合いバトルを描く。

　舞台あいさつにはそのほか、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、瀬戸康史、江口洋介、メガホンをとった田中亮監督も参加した。