深津絵里、JR東海のテレビCM“33年ぶり”起用 1988年「クリスマス・エクスプレス」以来
女優の深津絵里が、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)の新たなテレビCMに出演することが決まった。16日から、CM「会うって、特別だったんだ。」が公開となる。「クリスマス・エクスプレス」シリーズ以来、33年ぶりの出演となる。
大阪出張の帰りで東京行きの新幹線に乗り込むシーンからスタート
女優の深津絵里が、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)の新たなテレビCMに出演することが決まった。16日から、CM「会うって、特別だったんだ。」が公開となる。「クリスマス・エクスプレス」シリーズ以来、33年ぶりの出演となる。
東海道新幹線を利用するビジネスパーソンの「会う」を応援していこうと今回のCMが企画された。深津と言えば、JR東海の「クリスマス・エクスプレス」シリーズが思い出されるだろう。同シリーズは、1988年からスタート。深津を起用した第1作は「会うのが、いちばん。」というキャッチコピーで展開し、当時デビューしたての深津の姿は多くの反響を生んだ。
あれから33年。時代は変わり技術は進歩を遂げても、人と人の「会いたい」という気持ちはきっと変わらない。新型コロナウイルス感染症に気をつけながら過ごす日々が続くが、会いたい人に安心して会いに行けるその日に向けて、今回の新CMでは「東海道新幹線はこれからも皆様の『会う』を支え続けてまいります」との思いを込めている。
また、CM内の楽曲として、アーティストのodolが書き下ろしの新曲「望み」が採用された。
本映像では、大阪出張の帰り際、東京行きの新幹線に乗り込む深津のシーンからスタート。座席に着くとコーヒーを一口飲み、窓の外を見ながらその日の出来事を思い返す。取引先と対面での打ち合わせ。見本素材などを見ながら、深津は身ぶり手ぶりでプレゼンし、充実した議論が繰り広げられていく。打ち合わせが終わり、ビルの1階で別れのあいさつを交わす一同。深津は駅に向かって歩き始めるも、急に振り返る。そこには、照れくさそうな様子で手を振る取引先の姿。深津も同じく、少し恥ずかしがりながら手を振り返すのだった。
□深津絵里(ふかつ・えり)1988年、映画「1999年の夏休み」でデビュー。主な出演作に映画「ステキな金縛り」(2011年)、「岸辺の旅」(15年)、ドラマ「CHANGE」(08年/フジテレビ)、「最後のオンナ」(20年/テレビ東京)、舞台「春琴」(13年)など。映画「悪人」(10年)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、モントリオール世界映画祭主演女優賞等受賞。現在、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に2代目ヒロイン雉真るい役として出演中。