初大河の本郷奏多 関白役ならでは?「さぞ気持ちいいだろうな」
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の追加キャスト発表会が19日、都内で行われた。主演の明智光秀役・長谷川博己と、ユースケ・サンタマリア、間宮祥太郎、本郷奏多、安藤政信が出席し、自身の役の見どころや、撮影への意気込みなどを語った。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の追加キャスト4人お披露目
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の追加キャスト発表会が19日、都内で行われた。主演の明智光秀役・長谷川博己と、ユースケ・サンタマリア、間宮祥太郎、本郷奏多、安藤政信が出席し、自身の役の見どころや、撮影への意気込みなどを語った。
現在第5話まで放送されている今作。美濃、尾張を軸に物語が展開しているが、光秀が主君・斎藤道三と別れ越前に逃れる”越前編”が第18話からスタートする。今回お披露目された個性あふれる出演者たちは、いずれも光秀の壮年期に深く関わる重要なキャラクターを演じる。光秀の新たな主君で、越前の戦国大名・朝倉義景を演じるユースケ・サンタマリアは「初めての大河で緊張している」と打ち明け、「これから朝倉義景が『麒麟がくる』の中でどうなっていくかはわかりませんが、楽しんでやっていきたい」と意気込んだ。
公家の立場でありながら政治に介入する関白・近衛前久を演じる本郷奏多は「そうそうたるメンバーの中で、ありがたいし、嬉しい」と大河への出演を喜んだ。一方で、「関白は非常に偉い人物なんですよ。そうそうたる皆さんが僕に対して頭を下げてくれるのは、さぞ気持ちいいんだろうなと」とニヤリ。ユースケも「僕(朝倉義景)は上から光秀に言うシーンばっかりなんですけど、長谷川くんが苦虫を噛み潰したような顔で僕のことを見るんですよ。それは確かに気持ちいいよ」と乗っかり、座組の雰囲気の良さをうかがわせた。
光秀のいとこで、光秀と行動を共にすることになる明智左馬助(秀満)役を間宮祥太郎、織田家の家臣・柴田勝家役を安藤政信がそれぞれ務める。この日登壇した4人は全員が大河初出演ということもあり、大河ならではのアドバイスを求められた長谷川は「アドバイスできるような立場ではないですけど」と謙遜しながらも「やりたいことを遠慮せずに存分にやっていただきたい。僕がしっかり受け止めたい」と頼もしかった。