【新日】内藤哲也、ジェフ・コブ撃破 苦しい展開続くも怪力をテクニックで沈める

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 16 in TOKYO DOME」(2022年1月5日、東京ドーム)。

ジェフ・コブを破り、勝利を収めた内藤哲也【写真:山口比佐夫】
ジェフ・コブを破り、勝利を収めた内藤哲也【写真:山口比佐夫】

「WRESTLE KINGDOM 16 in TOKYO DOME」第6試合

 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 16 in TOKYO DOME」(2022年1月5日、東京ドーム)。

 第6試合に行われたスペシャルシングルマッチは、内藤哲也がジェフ・コブを破り、勝利を収めた。

 メインカードのような試合内容だ。内藤は相手の必殺技を起死回生のバレンティアで返す。ベテランのプロレス技術で、怪力のコブとぶつかり合った。15分34秒の激闘。内藤は退場の際にまっすぐに歩けなかった。

 試合前から不穏なムードが漂っていた。なかなか試合が始まらない。内藤がゆっくりと衣装を脱いでいるためだ。最初は待っていたコブもストレスが溜まったのかゴングを待たずにエルボーラッシュ。たまらず内藤はダウンした。

 内藤は防戦一方。場外では、コブの怪力でコーナーポストに打ち付けられる。続けてブレーンバスターをお見舞いされ、ダウン。カウント19でなんとかリングに戻った。

 だがここから内藤が逆襲に出た。コブがフィニッシュを決めにいくとなんとかキャッチし技を防いでいた。

 劣勢だったが15分経過して形勢逆転。ツアー・オブ・ジ・アイランドを狙ったコブをバレンティアで返す。一発逆転コーナーポスト周りで巧みな技を見せた。そしてデスティーノを決め、コブを沈めた。

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