“天心VS武尊”6月イベントは「MMA選手キック戦」と「オールスター戦」視野 榊原CEO明言
「Yogibo Presents RIZIN.33」(2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)から3日がたった。2万2499人(主催者発表)と2万人超の観客を動員したのは19年の大みそかに同所で開催された「RIZIN.20」以来。関係者には榊原信行CEOから「満員御礼」と書かれた粗品(とらやの紅白もなか)が配られた。
6月のビッグイベントは10試合程度
「Yogibo Presents RIZIN.33」(2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)から3日がたった。2万2499人(主催者発表)と2万人超の観客を動員したのは19年の大みそかに同所で開催された「RIZIN.20」以来。関係者には榊原信行CEOから「満員御礼」と書かれた粗品(とらやの紅白もなか)が配られた。
コロナ禍前の19年を例にとると、7大会を開催し、年間で約10万人を動員。1大会平均で1万3000人を集客していたが、21年には配信特化型大会1大会を含む9大会と回数こそ上回ったものの、1大会平均で7000人弱と、新型コロナウイルスの影におびえながらの開催となった。
「RIZIN.33」終了後、榊原CEOは2月には23日に静岡のエコパアリーナで「RIZIN TRIGGER 2」の開催を発表。2月にはこの大会以外に、「RIZIN LANDMARK 2」の開催も明言した。
もちろん22年最大の注目は、那須川天心VS武尊という夢のカードが実現する6月のビッグイベントになる。それを踏まえながら「RIZIN.33」終了後、総評を話し終えた榊原CEOを直撃すると、以下のような答えが返ってきた。
まず榊原CEOは、改めて「2022年は15~17大会を予定している」と明かしたが、記者が「6月のビッグイベントは、日付、会場はもちろん、アンダーカードに関してはオールスター的なものになるのか」と聞いたところ、榊原CEOは「そういうことですね」とコメント。
「イメージとしては何試合くらいか?」との問いには、「10試合くらいじゃないですか」とのこと。
「RIZIN.33」を見れば分かるように、大会はMMA(総合格闘技)ルールとキックボクシングルールの試合が行われている。6月のビッグイベントではその割合はどの程度になるのだろうか。
「キックだけにするというアイデアもあるし、そこに総合の選手が挑む。何かジャンルを決めて、MMAもキックもRIZIN的なものにするのか。中立なものって言うんだったら、あえて僕は(RIZIN的なものは)なくてもいいかなっていう気もしているんですよ。キックだけで勝負する。そこにスター選手が挑む試合で」(榊原CEO)