ネオ渋谷系漫才で人気のお笑いコンビ「EXIT」が18日、東京・渋谷でプロデュースブランド記者発見会に出席した。

　EXITがプロデュースするアパレルブランド「EXIEEE(イグジー)」は昨年末の単独ライブで発表され、若者から絶大な支持を得ている「WEGO」を展開する株式会社ウィゴーのオファーにより実現。ブランド立ち上げの声明から約2か月、この春に展開する運びとなった。

　ブランドコンセプトが「ゆりかごから墓場まで使えるアンチエイジングブランド」ということでミニファッションショーには、キッズ、お爺さん、ギャル、ギャル男モデルがEXITプロデュースアイテムに身を包み登場。りんたろー。が上下迷彩柄のアイテム、兼近が白黒チェックのジャケットで決めると、マスコミにタピオカドリンクを振る舞いチャラく乾杯した。

　ブランド立ち上げが夢だったというりんたろー。は、「小さい頃にパリコレのステージを見て、いつかファッションブランドを立ち上げることを目指して、この世界に飛び込みました」と芸人とは思えぬエピソードを披露。ブランドを立ち上げるため、WEGOのお偉いさんと飲みに行く“チャラ活”で夢を叶えたという。また、明石家さんまと新年会をした際は「天狗になれ」とアドバイスを受けたそうで、最近は天狗活動“テン活”にも勤しんでいると語り、相方の兼近は最近のチャラ活&テン活動について、「Twitterとかで『EXITと面白い』と言っている人にDMを送って、ナンパしてます」とチャラく明かした。

　囲み取材では、どんな人に着てほしいか聞かれると、りんたろー。が「もちろん若者に着てほしいんですが、(ファッションショーを)見てもらったとおり、いろんな着方をできるので、幅広く楽しんでもらいたいですね。YouTubeなどを中心にアイテムがいろんな人の目に触れられればいいかなと考えています」と真面目に語った一方、兼近は「僕が着てほしいのは、ジャスティン・ビーバー、レディー・ガガ、志村けんですね」と最後までボケ倒していた。