大みそか恒例の「第72回NHK紅白歌合戦」が31日、東京国際フォーラムで行われ、白組の藤井 風が30番目で歌唱。岡山・里庄町の実家から、さらにはサプライズで会場に登場するなど、盛りだくさんのテレビ初歌唱となった。

　藤井は人気曲「きらり」を実家から、キーボードで弾き語りで美声をテレビの向こうの視聴者へと届けた。

　と思いきや、画面は切り替わり、藤井は国際フォーラムのステージに笑顔のサプライズで登場。司会の大泉洋と川口春奈も「えっ？　えっ？」と動揺を見せるなどまさかの演出。藤井は「燃えよ」を歌い上げた。

　藤井は、追加での出場が発表されるなど、今年の紅白の“目玉の1人”でもあった。

　歌唱を終え、大泉は「私たちもリハしてないから分かんないんですけど……」と困惑。川口も「かっこい～」とため息だ。当の藤井はひょうひょうとした様子で「来ちゃいました～」とサプライズをみごとに成功させた。