【RIZIN】萩原京平「将来は海外、UFCへ」 “怪物君”との対戦は「見たいもの見せます」
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)は大みそかの31日、全16試合が行われる。格闘技ファンから“裏メイン”として注目を集めるのは、萩原京平(SMOKERGYM)と鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)のフェザー級(66.0キロ)マッチだ。“怪物くん”の異名をとる鈴木との大一番へ、萩原の胸中に迫った。
屈指のストライカー対決へ「楽しみです」
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)は大みそかの31日、全16試合が行われる。格闘技ファンから“裏メイン”として注目を集めるのは、萩原京平(SMOKERGYM)と鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)のフェザー級(66.0キロ)マッチだ。“怪物くん”の異名をとる鈴木との大一番へ、萩原の胸中に迫った。
華がある。一見こわもてだが、話す口調は穏やか。それでいてハッキリしていて聞き取りやすい。萩原は試合直前の心境を「やっぱ小学生ぐらいの時とかってね。修学旅行楽しみだったじゃないですか。近づくにつれて楽しみな気持ちドキドキなっていくじゃないですか。それに似ている」と表現する。
その目はハッキリと輝いている。RIZINには異例の3か月連続での参戦。10月の「RIZIN LANDMARK vol.1」では朝倉未来に判定負け。悔し涙を流した1か月後、今度は「RIZIN TRIGGER 1st」のメインイベントで昇侍に2RTKO勝ち。パンチで仕留める、ド派手な勝ち方だった。
28日に26歳になったばかり。RIZIN参戦後は5戦して3勝2敗だが、3勝は全て2R以内にフィニッシュしている。粗削りだが無限の可能性を感じさせる。
対戦相手の鈴木は元シュートボクシング(SB)世界スーパーフライ級王者で、“怪物くん”の異名で知られる。ONEのリングでの勝利を重ねており、実績は十分。10月の「RIZIN LANDMARK vol.1」で1RTKOで鮮烈デビューを飾った。
要するに、フェザー級屈指のストライカー対決として、格闘技ファンからの期待はヒートアップしているわけだ。
何よりワクワクしているのは萩原自身かもしれない。「鈴木選手は世界でもやってきているので、そういう選手を体感できるのは楽しみですね。みんながみたいもの見せますよ。期待通りの仕事しよう思ってるんでね」とニヤリと笑い、そして続けた。
「裏メインってほんまにその通りだなと思いますし、お互いのストロングポイントが一緒っていうのでぶつかるところがそこになるので、激しい試合になりますよね。絶対」
両者の意地がぶつかり合う。少なくとも萩原が引くシーンは想像できない。KO決着必至だと、期待させてくれる。