【RIZIN】“令和のヒクソン”サトシ・ソウザが矢地祐介を下し初防衛に成功 ベラトールに宣戦布告
初代王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル=ボンサイ柔術)が挑戦者の矢地祐介(フリー)を破り、初防衛に成功した。
「Yogibo presents RIZIN.33」第15試合
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)ライト級タイトルマッチ(71キロ、5分×3R)
初代王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル=ボンサイ柔術)が挑戦者の矢地祐介(フリー)を破り、初防衛に成功した。
昨年8月の初対戦ではサトシがわずか112秒でTKO勝利している。
矢地にとってはリベンジ戦。
1R、開始直後、飛び出した両者が中央で交錯。サトシはコーナーで倒すと、瞬間的にマウント奪取。右の鉄ついを連打し、立ち上がろうとする矢地の背後にからみついて再びグラウンド。チョークスリーパーの体勢に入るも、ここは矢地もしのぐ。
3分が経過し、今度は矢地に倒される。しかし、右腕を取って形勢逆転すると、サイドポジションから肘や拳を顔面に落とす。矢地は時間に救われる形でなんとかこのピンチをしのいだ。
2R、リング中央で倒したのは王者。鼻血がおびただしい。サトシは左腕を取って最後は腕十字でタップを奪った。
“令和の柔術マジシャン”“令和のヒクソン”と呼ばれる男が圧巻の強さを見せつけた。
試合後、「本当にクリスマスのときがダイエットが嫌だな。もちろん、うれしい。榊原(信行)社長、頼みがあるね。堀口(恭司)選手と同じくらいにやりたい。ベラトールの選手と闘いたい。ダブルチャンピオンになりたい。それ、どう? 面白くないですか。私、本当にうれしいです」と、米ベラトールとの対戦を熱望した。