【紅白リハ】「勿忘」が大ヒットのAwesome City Club、憧れの舞台に「本当に気合が入っています」

大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが28日、東京国際フォーラムで行われた。初出場のバンド「Awesome City Club」のPORINは「バンドとしての集大成を見せたい」と笑顔を見せた。

紅白のリハーサルを行った「Awesome City Club」【写真:(C)NHK】
紅白のリハーサルを行った「Awesome City Club」【写真:(C)NHK】

atagi「まいてきた種がきれいに花開いた年」

 大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが28日、東京国際フォーラムで行われた。初出場のバンド「Awesome City Club」のPORINは「バンドとしての集大成を見せたい」と笑顔を見せた。

 Awesome City Clubは、映画「花束みたいな恋をした」の主題歌「勿忘」が各種音楽サブスクリプションで2億回再生を数える大ヒットを記録し一躍ブレーク。初の紅白にPORINは「ミュージシャンにとって特別な場所で、1つの憧れ。本当に気合が入っていますし、次につながるパフォーマンスをできたら」と声を弾ませた。

 今年はバンドにとって大躍進の1年となった。atagiは今年の漢字を「花」としたうえで、「今まで自分たちがミュージシャンとしてまいてきた種がきれいに花開いた年だった」としみじみ。PORINも「『花束みたいな恋をした』という映画があったからこそたくさんの方に聞いていただけたと思う。来年も新しい、美しい花を咲かせたい」と話した。

 同バンドは、珍しい男女ツインボーカルの3人編成で、当日はスタジオから紅白が誇る最新技術とのコラボでパフォーマンスをする予定。atagiは「初めて見る方にとっても新しい音楽に触れるきっかけになってくれれば」と視聴者にメッセージを送っていた。

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