RIZIN解説が話題のくるみは私生活も格闘技ざんまい ブラジリアン柔術「大会に出たい」
大みそかの格闘技イベント「Yogibo presentsRIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)まであと2日。リング外で注目を集めているのが、RIZINアンバサダーを務めるタレントのくるみだ。モデルとして活躍しながら大の格闘技好きで、今年から担当するテレビ解説が好評。情報収集を欠かさず、格闘技漬けの毎日を送り、2年前からは自身もブラジリアン柔術を習い始めた。「私は格闘技ファンに育ててもらいました」というくるみは大みそかもファン目線を意識し、格闘技の魅力を伝える。
「立ち技より総合格闘技が好き」な理由
大みそかの格闘技イベント「Yogibo presentsRIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)まであと2日。リング外で注目を集めているのが、RIZINアンバサダーを務めるタレントのくるみだ。モデルとして活躍しながら大の格闘技好きで、今年から担当するテレビ解説が好評。情報収集を欠かさず、格闘技漬けの毎日を送り、2年前からは自身もブラジリアン柔術を習い始めた。「私は格闘技ファンに育ててもらいました」というくるみは大みそかもファン目線を意識し、格闘技の魅力を伝える。
――小さいころから格闘技に興味を?
「見る環境ではありました。お父さんがアイルランド人で格闘技が大好きだったんです。ちっちゃいころから見ていたんですけど、会場で見るようになったのは北海道から上京した20歳になってからですね。周りにボクシングをやっている人が多くて、最初は後楽園ホールにアマチュアボクシングを見に行っていました」
――初の生観戦の感想は。
「怖かったですね。友達が出ていたので、両手を間から薄目で見たりしていました。でも、そのうち見慣れてくると、どんどん面白くなり前のめりになりました」
――RIZINとの最初の接点。
「2017年の大みそかです。堀口恭司選手が出ていて、堀口選手が勝って大会に魅了されて、そこから会場で見る楽しさを知って、会場に行く回数が増えました。それは完全にプライベートでした。大みそかのRIZINはそれから今年で連続5年目ですね」
――数ある格闘技の中でなぜRIZINだった?
「私は基本的に立ち技より総合格闘技が好きな気質なんです。立ち技は10カウントでしたり、倒された後に間がありますよね。総合格闘技はそこが次へのチャンス。寝技に移行したり、いろんなことができます。いろんな展開が見えるので総合のほうが楽しいなって私は思うようになりました」
――2020年からはRIZINアンバサダーとして仕事で携わっています。
「でも実は普通に見に行きたい気持ちあります(笑い)。仕事とか一切関係なく見に行って、好きな選手のことを応援したいと思うこともあります。でも、それはそれで楽しみがあるんですけど、仕事で携わることによって楽しさが倍になりました。ただ趣味で見ていたころは寝技で何が行われているかとか、選手がどう思っているかを考えたことはなかったので、奥深さに気づかなかったんです。仕事で見るようになってから見方が変わったので、昔より楽しくなりましたね。本当にやれてよかったなと思います」
――テレビ解説が好評で、たびたび話題になっています。
「はい、(そのことは)いろいろ聞いたりします。今年の頭から解説席に座らせていただけることになったんですけど、それまでは1年間、選手のインタビューを中心にやらせてもらいました。それをいろんな人たちが見てくれていて、今、すごい応援してくれています。皆さんに育ててもらった感がすごいありますね。今、解説でしゃべれていることも、本当にいろんな人がいろんなことを言ってくれたおかげで私も見方が変わりました。私は格闘技ファンに育ててもらいました」
――豊富な知識はどこから。
「根底に格闘技好きなので、仕事じゃなくても見ますし、好きなものは知りたくなります。むしろ楽しく知識として身につけていることだったので、特に勉強している感じもしなかったです」
――1日のうち、格闘技に割く時間は。
「基本的に触れている時間が多いですよね。ツイッターとかも格闘技の方しかフォローしていなかったり、どんどん興味が出ちゃうんですよ。YouTubeもおすすめが格闘家の人のしか出てこなかったりするので、朝起きて携帯をいじっている時間はほぼ何か関わりある気がします(笑い)。この選手はどういう人なんだろうなって人間として気になりますし、試合に向けてどういう心境なんだろう、どういう環境で練習しているんだろうって。自分もブラジリアン柔術に行ったりするので、一切関わらない日もないですし、いつも頭のどこかに必ずあったりします。ファイトパスにも入っているのでUFCも見たりします。めちゃくちゃ好きなんですよね」