新日本プロレスは27日、都内で来年の1月4日・5日に開催されるビッグマッチ「WRESLTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」の調印式及び会見を開催した。1・5決戦で、IWGP USヘビー級選手権のベルトをかけて戦う第11代王者のKENTAと挑戦者の棚橋弘至が登場。逸材・棚橋から衝撃発言が飛び出した。

　反則裁定、リングアウト裁定なしの本試合。棚橋は「今回USヘビーに挑戦します。受けてくれたKENTAには感謝。反則は何でも許されるんですけど、正攻法で勝つか反則に振り切ってでも意地でも勝つか戦う前に選択肢があると思う」と静かに語った。

　続けて「プランAでは一生分の反則をします」と逸材から驚きの発言も出た。

　また実際に調印する際には、KENTAと棚橋のおちゃめなやり取りもあった。先に調印書にサインをした棚橋の字を見てKENTAは「汚い字、字は出るよそういうの」と指摘。そして棚橋が入場の際に座る席を間違えたことについても「係の人の話を聞けよ、返事は？」と止まる事なく逸材を“教育”。これには棚橋も「はい」と返事をするしかない様子だった。

　また、同日にスペシャルシングルマッチでグレート―O―カーンと対決するSANADAは、自身のスタイルブックをプレゼント。これに対しオーカーンは「殊勝な心がけだ」と喜んでいるようにみえたが、写真撮影時に激高。SANADAの目の前で破り捨て、拾わせるという一幕もあった。

　第6試合でジェフ・コブとスペシャルシングルマッチを行う内藤哲也は「2021年は何も残せなかった。来年は今以上に危機感を持ってリングに立ちたい2022年の目標は23年の東京ドームのメインイベントに戻ること」と来年の抱負を述べた。

　1.4決戦のNEVER無差別級選手権で試合を行うチャンピオンの石井智宏は因縁の相手EVILに「吠えるだけならよう飼い犬でもできる。東京ドームで負け犬にしてやる」と口撃されるも、「何人連れてこようが、何をしようが完封してやるよ」と一蹴した。