ヒコロヒー、「ミステリと言う勿れ」で月9初出演 「絶対ドッキリだろうと思っていた」

お笑いピン芸人のヒコロヒーが、フジテレビ系1月クールの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(10日スタート、初回90分スペシャル)に出演することが決まった。月9は初登場。とある事件に巻き込まれ、菅田将暉演じる主人公と出会う事務員役を演じる。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」に出演が決まったヒコロヒー【写真:(C)田村由美/小学館(C)フジテレビジョン】
月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」に出演が決まったヒコロヒー【写真:(C)田村由美/小学館(C)フジテレビジョン】

主演・菅田将暉 伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆に遠藤憲一ら強力布陣

 お笑いピン芸人のヒコロヒーが、フジテレビ系1月クールの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(10日スタート、初回90分スペシャル)に出演することが決まった。月9は初登場。とある事件に巻き込まれ、菅田将暉演じる主人公と出会う事務員役を演じる。

 天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。キャストには主演の菅田をはじめ、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆に遠藤憲一ら、実力派の俳優が集結した。

 ヒコロヒー演じる露木リラは、小さな町工場の事務員で、ドラマの第2話以降で起こる事件に巻き込まれ、整らと一緒にとある屋敷にとらわれてしまう。露木は、子供のことからうそをつくことにあまり抵抗がなく育ち、町工場の事務員として地味な毎日を過ごしていることに対して抱いている日々の小さな不満や鬱憤(うっぷん)を、うそをつくことではらしているような女性だ。そんな露木も、整と出会い、彼が発する物事の真理を突くような独特な言葉や考えに少しずつ影響されていくのだが…。

 ヒコロヒーは昨年最もブレークした芸人の1人。ピン芸人として、「女芸人No.1決定戦THE W」(日本テレビ系)や「R-1グランプリ」にも出場し、今の社会にマッチしたネタで話題を呼んでいることはよく知られているが、ネットやラジオなどにもその活躍の場を広げている。最近ではテレビドラマやネットドラマで演技を披露する機会も増えている。強力布陣にヒコロヒーがどんなスパイスで味付けするのか、演技力にも注目だ。

 ヒコロヒーのコメントは以下の通り。

――本作に参加することが決まった際の気持ちは?
「絶対ドッキリだろうと思っていたので、打ち合わせや衣装合わせでずっとふざけてしまいました。ドッキリではないと分かって慌てて全員に謝りました」

――菅田さんの印象はいかがでしたか?
「もちろんスターで座長としての現場での立ち振る舞いもさすがでしたし、話すと良い意味で普通の男の子らしくて安心感がありました」

――今回の役、どのように演じましたか?
「監督やスタッフさん方の仰せの通りにやらせていただくことに集中しました」

――今後の役者としての展望は?
「芝居の現場で勉強させていただいたことをお笑いの現場にきちんと持ち帰ることのできる芸人でありたいです」

次のページへ (2/2) 【写真】町工場の事務員を熱演するヒコロヒーのショット
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