年末年始で驚異のタイトルマッチ3連戦 岡林裕二、疲れ知らずの“パワーの源”とは

年末年始もピッサリ! 大日本プロレスの岡林裕二が、雨にも負けず、風にも負けず、冬の寒さにも負けず、元気いっぱい熱く燃えている。

一歩間違えばバンクで勝負していた? 岡林裕二(左)とSHINGO【写真:柴田惣一】
一歩間違えばバンクで勝負していた? 岡林裕二(左)とSHINGO【写真:柴田惣一】

「12・26」、「12・30」、「1・2」と3連戦

 年末年始もピッサリ! 大日本プロレスの岡林裕二が、雨にも負けず、風にも負けず、冬の寒さにも負けず、元気いっぱい熱く燃えている。

 12・26DDTの東京・代々木第二体育館大会で、KO-D無差別級王者・竹下幸之介に挑むのを皮切りに、12・30大日本プロレス・後楽園大会では、関本大介と保持するBJWタッグ選手権の防衛戦、年明けの大日本1・2後楽園大会では野村卓矢のBJW世界ストロングヘビー級王座に挑戦と、タイトルマッチのラッシュが控えている。

 わずか一週間の間に3回のタイトル戦。体が心配だが、疲れ知らずの岡林は、逆にやる気満々。いつ何時でも、とにかく明るく、元気いっぱいの毎日を過ごしている。

 先日、プロレスリングHEART-UP所属で、現役競輪選手のSHINGOと初対面。すぐに打ち解け、楽しく盃を重ねていたが、意外なことを話し始めた。

「小さい頃、親から『おまえは相撲取りか競輪選手になれ』と言われていた」と告白。高知県出身の岡林。高知は競輪が盛んだが「でもまだ小学生の頃だったから、ピンと来てなくて」と頭をかく。

 これにはプロレスと競輪の二刀流SHINGOもビックリ。年齢も近い2人だが、もしかしたら競輪界でライバルになっていたかも知れない。

 競輪は猛スピードで走りながら、体当たりやエルボー、頭突きなども繰り出すという激しいスポーツ。自身の得意技のアルゼンチンバックブリーカーをSHINGOも繰り出すと聞いた岡林は「やっぱり競輪選手は下半身がしっかりしているんですね」と感心しきり。時折、質問を挟みながら、興味深そうにSHINGOの話に耳を傾けていた。

 競輪ではなくプロレスに進み、バンクではなくリングで活躍する岡林。団体を股にかけ、八面六臂の大活躍だ。12・26決戦の相手、竹下は“ザ・フューチャー”と称される。岡林は「確かに竹下選手は逸材。でも未来じゃなくて、今を見せたる!」と、一日遅れのクリスマスプレゼントに、DDTの至宝をいただくつもりだ。

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