「すき家」、値上げを発表 牛丼並盛は350円から400円に 世界的な原材料など高騰が背景

株式会社すき家は20日、牛丼チェーン店「すき家」の価格改定を発表した。牛丼「並盛」は現在の税込み350円から、税込み400円の値上げとなる。23日午前9時から「全店で価格を改定」としている。

牛丼チェーン店「すき家」【写真:ENCOUNT編集部】
牛丼チェーン店「すき家」【写真:ENCOUNT編集部】

23日午前9時から「全店で価格を改定」の予定

 株式会社すき家は20日、牛丼チェーン店「すき家」の価格改定を発表した。牛丼「並盛」は現在の税込み350円から、税込み400円の値上げとなる。23日午前9時から「全店で価格を改定」としている。

 同社は「すき家は、できたての温かい食事で国民生活を支える『食のインフラ』として、安全性と品質に徹底的にこだわり、安全飼料牛や国産米100%を使用した牛丼をお手ごろ価格で提供しています」と前置き。そのうえで、「昨今の世界的な原材料価格・原油価格の高騰を受け、当社では米国産牛肉をはじめとする食材費に加え、配送費、包材費、IT関連費用、店舗の建設および維持費などの上昇が続いております。これらの価格高騰に対応し、商品の品質維持・向上と安定供給を図るため、この度価格改定させていただくこととなりました。ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と、価格改定の理由を説明した。

 12月23日(木)からの主な改定内容は以下の通り。

商品名  変更前     変更後

牛丼ミニ 税込み290円 → 税込み330円
牛丼並盛 税込み350円 → 税込み400円
牛丼中盛 税込み480円 → 税込み550円
牛丼大盛 税込み480円 → 税込み550円
牛丼特盛 税込み630円 → 税込み700円
牛丼メガ 税込み780円 → 税込み850円

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