松田聖子の所属事務所がコメント発表 「現実を受け止めることが出来ない状態」

女優の神田沙也加さん(享年35)が亡くなったことを受け、19日午後、母で歌手の松田聖子(59)が所属する事務所が「未だこの現実を受け止めることが出来ない状態です」と、所属のレコード会社・ユニバーサルミュージックジャパンの公式サイトを通してコメントした。

松田聖子【写真:Getty Images】
松田聖子【写真:Getty Images】

松田聖子オフィシャルホームページのサーバーがダウン

 女優の神田沙也加さん(享年35)が亡くなったことを受け、19日午後、母で歌手の松田聖子(59)が所属する事務所が「未だこの現実を受け止めることが出来ない状態です」と、所属のレコード会社・ユニバーサルミュージックジャパンの公式サイトを通してコメントした。

「所属事務所の松田聖子オフィシャルホームページのサーバーがダウンしておりますため、所属レーベルのサイトから神田沙也加さんの逝去につきまして、下記の通り掲載させていただきます。弊社所属、松田聖子の娘であり、女優、歌手の神田沙也加が12月18日に永眠いたしました。お世話になりました関係者の皆様、ファンの皆様には、生前に多大なるご厚情を賜りましたことを心より御礼申し上げます」と記載した。

 その上で、松田の状況を「未だこの現実を受け止めることが出来ない状態です」と説明し、「マスコミ関係の皆様におかれましては、松田や親族の深い悲しみや、ご近所の生活やプライバシーにご配慮いただき、自宅、及び、周辺への取材行為、また、憶測による記事掲載等はご遠慮いただき、見守っていただきますよう切にお願い申し上げます」と記している。なお、松田は19日に東京・グランドプリンスホテル新高輪でクリスマスディナーショーを予定していたが、中止が決まった。

 神田さんは、松田と俳優の神田正輝(70)の間に生まれ、2002年5月、SAYAKAの名義で「ever since」で歌手デビュー。翌03年には、映画「ドラゴンヘッド」に出演した。一時期は、松田が自身のコンサートに神田さんを招いて、ステージ上でファンに紹介するなどしていた。その後、神田さんは軸足をミュージカルなどの舞台に移し、14年のアニメ映画「アナと雪の女王」では、主人公の王女アナ役の日本語吹き替えを好演した。劇中歌「生まれてはじめて」でも好評を得た。それまでは、「松田聖子の娘」の印象が強かったが、同作をきっかけに「実力派女優」としての位置付けを確立した。

 同年のNHK紅白歌合戦には、母子が共に出場。目玉企画の「みんなで歌おう! アナと雪の女王」のコーナーで、神田さんが歌う映像を見ながら、松田が感極まる場面もあった。

 神田沙也加さんの訃報については、所属事務所が19日朝、公式ホームページで「これまで神田沙也加を支えてくださった皆様にご報告させていただきます。2021年12月18日午後9時40分、神田沙也加(享年35歳)が急逝いたしました」と発表。その上で「応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは大変残念でなりません。私共もまだ信じ難く、受け止めることができない状況でございます。詳しい状況は現在調査中ですが、マスコミの皆様におかれましては、ご親族への取材や、憶測での記事掲載などはご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます」と記している。

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