2026年3月に回線終了のガラケー…中古携帯業者が“ガラケー難民”の支援発表

中古携帯電話の売買やレンタルを行う株式会社携帯市場が、フィーチャーフォン、いわゆる“ガラケー”を購入するとガラケーもう1台が無料となる「ガラケー備蓄キャンペーン」を開始。限定50セットを販売する。

「ガラケー備蓄キャンペーン」が開始(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「ガラケー備蓄キャンペーン」が開始(写真はイメージ)【写真:写真AC】

ガラケーを1台購入するともう1台が無料となるキャンペーンを開始

 中古携帯電話の売買やレンタルを行う株式会社携帯市場が、フィーチャーフォン、いわゆる“ガラケー”を購入するとガラケーもう1台が無料となる「ガラケー備蓄キャンペーン」を開始。限定50セットを販売する。

「ガラケー備蓄キャンペーン」は12月17日~12月29日の期間、携帯市場が運営する楽天市場店でのみ購入可能。価格は3980円と4980円(ともに税込み)の2パターンで、2014年製ドコモ「N-01G」を1台購入すると、14年製ドコモ「SH-03E」が1台無料となる。

 ドコモは26年3月に3G回線を停波すると発表。4G回線のガラホ、スマートフォンへ機種変更するユーザーが増加する一方で、いまだに3G回線のままガラケーを利用しているユーザーも多い。

 携帯市場は日本に3GのiPhoneが登場した08年に創業。17年秋には東京・神田にガラケー専門店をオープン、一定層のガラケーユーザーから支持を受けて順調に売り上げを伸ばしていた。しかし、徐々に需要は後退、20年には新型コロナウイルスの影響を受けて神田本店を閉店している。

 ガラケーの歴史とともに成長してきた同社では「2026年までガラケーユーザーを見届ける義務があり、今後出てくるであろう“ガラケー難民”の支援をできる限りしていきたいと考えています」としている。

次のページへ (2/2) 【写真】2014年製ドコモ「N-01G」は数も多く今も人気の機種だ
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