働く女性の冬ボーナス事情、約3割が「減った」 平均金額は約35万円、使い道は?
auフィナンシャルグループの「auじぶん銀行」が、全国の20代~50代の働く女性500人を対象に「お金への意識と投資」に関する調査をウェブアンケートで実施。今年の冬のボーナスについて約3割の女性が「減った」と回答した。
全国の20代~50代の働く女性500人を対象に「お金への意識と投資」について調査
auフィナンシャルグループの「auじぶん銀行」が、全国の20代~50代の働く女性500人を対象に「お金への意識と投資」に関する調査をウェブアンケートで実施。今年の冬のボーナスについて約3割の女性が「減った」と回答した。
今年の冬のボーナスについては、「例年ボーナスがない」という人を除いた上では「変わらない・変わらない予定」が54.3%で最多に。「減った・減る予定」は13.8%、「今年はない」は14.1%で、約3割の女性がボーナスが減額する結果となった。また、実際にもらった(もらう予定がある)金額について聞いたところ、平均額は35万1150円となった。
さらに、ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、その主な使い道を質問したところ、「貯蓄」が61.5%で最多に。将来に不安があるから備えておくといった声や、家を建てるための資金など、何か明確な目的のための貯金という声が多く挙がった。2位は「消費」で17.9%、3位は「投資」で11.0%という結果に。「消費」と回答した人は、旅行や自分へのご褒美としてお金を使いたい人もいる一方、生活費に補填(ほてん)する人も。「投資」と回答した人は、老後など将来に備えて資産を増やすためといった声が多く、お金を動かす意識が高いことがうかがえる。
「来年頑張りたいこと」の1位に「貯蓄」がランクインするなど、長引くコロナ禍でお金について考える女性が多くなった傾向も。コロナ禍でのお金に対する不安の高まりについては、約7割の女性が「お金への不安が高まった」と回答。「突然収入が減ってしまう怖さを知った(28歳・愛知県)」「仕事がかなり減り、今まで当たり前だった生活ががらりと変わった」「基本の給料は出してもらえたものの、賞与がないため、貯蓄が難しい(42歳・島根県)」と切実な声が上がった。