【青天を衝け】吉沢亮が全身全霊で挑んだ栄一の生涯 91歳役で8キロ増「年を取ったなと(笑)」
俳優の吉沢亮が14日、主人公・渋沢栄一を演じるNHKの大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜、午後8時)の取材会に出席し、第40回と第41回(最終回)の見どころや作品への思いなどを語った。取材会には演出の黒崎博チーフプロデューサーも出席した。
演出の黒崎博氏と取材会で最終回への思いを紹介
俳優の吉沢亮が14日、主人公・渋沢栄一を演じるNHKの大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜、午後8時)の取材会に出席し、第40回と第41回(最終回)の見どころや作品への思いなどを語った。取材会には演出の黒崎博チーフプロデューサーも出席した。
吉沢は「何歳になっても衰えない栄一のエネルギーみたいな部分。終わりに向けて何かをまとめに入るということじゃなく、最後まで現役で、やりたいこともやって、失敗もして年を重ねても挑戦していく姿はこの作品の肝。それを最後までやり切ったかなと思う」と語った。
黒崎氏は「最後までエネルギーあふれる物語になっています」と紹介。「吉沢亮さんが全身全霊で91歳の最期の瞬間まで演じきってくれています。そのパワーは伝わると信じています」とPRした。
第40回では栄一が、妻・兼子(大島優子)らと渡米し、列車でアメリカ大陸を移動する場面もある。スタジオ内に列車のセットを用意して撮影した。
吉沢は「旅のシーンはほぼ列車でした。列車を全力でスタッフの皆さんが揺らして、走っているように見せていました。窓の向こうは想像してという感じでした。楽しかったです」と説明した。完成した映像には「広大な土地が広がっていて、きれいな映像だと思いました」と満足げに語った。
黒崎氏は「列車がなかなか揺れなくて、10人、20人でセットを揺らしました。列車の中という狭いセットで撮影したので、皆さん大変でしたが、これまで見えていなかった栄一と兼子の夫婦関係が見えたり、青天チームに一体感が生まれた瞬間を感じました」と紹介した。