【電波生活】NHK小野文惠アナが“潜入捜査” 「鶴瓶の家族に乾杯」ロケ現場で仕込みの有無を確認
人気番組や注目番組の舞台裏や魅力を探る企画。今回はNHK「鶴瓶の家族に乾杯」(月曜午後7時30分)。家族をテーマに笑福亭鶴瓶とゲストが全国各地を訪ね、地元の人たちとの温かい触れ合いをお茶の間に届けてくれる番組。1998年から番組に携わってきた司会の小野文惠アナウンサーが番組と鶴瓶の魅力、さらに鶴瓶も知らない秘密を明かしてくれた。
鶴瓶と司会20数年「安心感もありますが、スリルもあります」
人気番組や注目番組の舞台裏や魅力を探る企画。今回はNHK「鶴瓶の家族に乾杯」(月曜午後7時30分)。家族をテーマに笑福亭鶴瓶とゲストが全国各地を訪ね、地元の人たちとの温かい触れ合いをお茶の間に届けてくれる番組。1998年から番組に携わってきた司会の小野文惠アナウンサーが番組と鶴瓶の魅力、さらに鶴瓶も知らない秘密を明かしてくれた。(取材・文=中野由喜)
「番組の魅力の一つは自分の家族を間接的に思うことができること。ふるさとの家族は元気かな、と思ったりするきっかけになります。もう一つ、私にとっての魅力は出会いのドキュメンタリーという面。全然、知らなかった人と人がどうやって知り合えるのか。どうすれば仲良くなれるのかと思いながら見ています」
鶴瓶と一緒に司会を務めて20数年。この番組の司会ならではの特徴も聞いてみた。
「しゃべりのプロが隣に座っていることです。ものすごいプロ。安心感もありますが、スリルもあります。段取り通りに話していると、どんなことを言われるか、何をいじられるか分からないです。プレッシャーがあります(笑)」
最も印象に残っていることを尋ねると衝撃的なエピソードを明かしてくれた。
「番組があまりにもうまく展開していると、やらせか、仕込みか、などと疑われるんです。私も番組に携わって最初の10年ぐらいまでは『ちょっとできすぎ』と思うことがありました。鶴瓶さんは『どんな人の人生にもドラマはあるんや。引き出せるかどうかは腕なんや』と話しています。でも鶴瓶さんだけ、ぶっつけ本番と思っていることもあり得ると思い一度、確かめに行ったことがあるんです」
思いがけない告白。