仲本工事役・松本岳、ドラマ出演は「本当に光栄」 大役の“恐怖感”も告白
志村けんさんの半生を描いたドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」がフジテレビで27日午後9時から放送される。このたび、高木ブー役の加治将樹、仲本工事役の松本岳がコメントを発表した。
27日午後9時放送「志村けんとドリフの大爆笑物語」
志村けんさんの半生を描いたドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」がフジテレビで27日午後9時から放送される。このたび、高木ブー役の加治将樹、仲本工事役の松本岳がコメントを発表した。
今作では、山田裕貴がデビュー10周年の節目の年に志村けんさん役を演じ、いかりや長介さん役を遠藤憲一、加藤茶役を勝地涼、高木ブー役を加治、仲本工事役を松本、荒井注さん役を金田明夫が演じる。さらに、厳格だった志村さんの父親・志村憲司(しむら・けんじ)さん役には、渡辺いっけい、常に志村さんを応援し続けた母親・志村和子(しむら・かずこ)さん役には宮崎美子、福田組には欠かせない俳優の1人、ムロツヨシもある役で出演。脚本・演出は、日本のエンターテインメント界をけん引する福田雄一が手がける。
加治は「お話をいただいたときは、“ぜひやりたい! しかも福田組なの?”という驚きとうれしさで、大イベントに参加できるような感覚でした。同時に、僕と同じ事務所の後輩の山田裕貴君が志村さんを演じるということも聞いて、本当にうれしくて。でもその一方では、もちろん、プレッシャーも感じました」と明かした上で、「“お笑い”をテーマにしたザ・ドリフターズという偉大な方々の物語を純粋に楽しんでいただきたいですし、明日への活力にしてもらえたらいいなと思います」と語った。
また、松本は「皆が知っていて今もご活躍されている国民的スターの仲本工事さんを、僕みたいな未熟者が演じるというのは恐縮の限りだと思いました。今回、事務所の大先輩である志村けんさんとザ・ドリフターズの皆さんの作品に携わることができ、本当に光栄な一方で、当初は不安を通り越して恐怖感がありました」としつつ、「事務所の大先輩であり、お笑い界をけん引されてきた偉大な方たちのドラマが出来上がるのは僕もすごく楽しみですし、いいドラマになればいいなと思いながら演じさせていただきました」と振り返っている。
ドラマには、当時人気を博した「8時だヨ!全員集合」(1969年~1971年3月・1971年10月~1985年/TBS系)や「ドリフ大爆笑」1977年~/フジテレビ系)の懐かしい場面ももちろん登場。「ドリフ大爆笑のテーマ」や「ドリフのズンドコ節」、さらに、「ひげダンス」やメンバー全員による「威勢のいい風呂屋」など名作と言われる数々のコントシーンにも注目だ。なお、撮影はすでに終了している。