【RIZIN】36歳魚井フルスイング、フルスイングの左で1回TKO! 敗れた志庵は担架で退場
RIZIN初の金網マッチ「RIZIN TRIGGER 1st」第10試合では36歳の魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)が33歳の志庵(パラエストラ大阪)に1回TKO勝ち。連敗を4でストップした。
4連敗でストップ
格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 1st 神戸大会」(2021年11月28日、兵庫・ワールド記念ホール)
RIZIN初の金網マッチ「RIZIN TRIGGER 1st」第10試合では36歳の魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)が33歳の志庵(パラエストラ大阪)に1回TKO勝ち。連敗を4でストップした。
文字通りのフルスイングで豪快に倒した。1回終了間際だ。魚井は左のオーバーハンドを当て、志庵をぐらつかせると、さらにカウンター気味に左ストレートで追撃。踏ん張った相手にさらに左をもう一発。志庵はたまらずダウン。魚井が追撃しようとしたところでレフェリーが割って入った。
志庵は右目からの流血が止まらず、最後は担架に乗せられてケージを去った。
魚井は試合後には野球のバットを手に、スイングパフォーマンス。地元・神戸で連敗を止め、マイクでは「対戦していただいた志庵選手ありがとうございました」とまずは対戦相手に感謝した。
そして「えーーーっと、まず連敗中でこんな大きい舞台でお客さんの前で、いい選手とやらせてもらえる立場じゃない自分にオファーをくれてRIZINに感謝しています。結構、勝てたんで(調子は)良かったとは思うんですが、仕上げることができたのは、たくさんのサポートのおかげです」と感謝のメッセージを続けた。
神戸市出身の魚井は2008年にプロデビュー。関西のリングを中心に実績を積み、修斗参戦後もフルスイングを武器に白星を重ねた。しかし19年6月のRIZIN.16での勝利を最後に、4連敗中だった。