格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 1st 神戸大会」（2021年11月28日、兵庫・ワールド記念ホール）

　RIZIN初の金網マッチ「RIZIN TRIGGER 1st」第7試合ではグランド・ボグダノフ（米国）が、プロレスラー奥田啓介（フリー）を1回で秒殺した。RIZIN初参戦ボグダノフはMMAデビューから2連勝。

　これは本物かもしれない。開始早々、ボグダノフはあっさりとテイクダウンを奪うと、最後はリアネイキッドチョークで極め、わずか68秒で1本勝ち。

　試合後はマイクを握ると、「RIZIN、大みそか、サトシ、レツゴー」と日本語でアピール。RIZIN現ライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ（ブラジル）にいきなり挑戦状を送っていた。

　ボグダノフは米国人の父と日本人の母を持つ27歳。6歳で柔道を始め、中学～高校はレスリングを学んだ。日本には英語の教師になるために来日。

　今年6月のDEEPでMMAデビューすると、1回に1本勝ち。今回がRIZIN初参戦となったが、2戦連続の1回での1本勝ちとなった。