【最愛】第6話 第1話との“対比”に感動の声「涙腺崩壊」「今回は追いついたなぁ…」
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第6話が19日に放送された。
歩道橋での抱擁シーンに反響の声続々
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第6話が19日に放送された。
(以下、ドラマの内容に関する記載があります)
同作は、吉高演じる女性実業家で殺人事件の重要参考人となったと梨央と、梨央の初恋の相手で梨央を追うことになった刑事・大輝(松下洸平)、梨央を支える弁護士・加瀬(井浦新)を中心に展開するサスペンスラブストーリー。15年前の2006年、梨央が青春時代を過ごしていた岐阜県の田舎町で、大学院生・渡辺康介(朝井大智)の失踪事件が起きた。15年後、時代をけん引する実業家となった梨央の前に康介の父・昭(酒向芳)が現れ、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。その昭も遺体で見つかったことから、梨央と大輝は15年ぶりに「殺人事件の重要参考人」と「刑事」という形で再会した。12日に放送された第5話で梨央と弟の優(高橋文哉)は、亡き父・達雄(光石研)が優をかばって渡辺康介の殺害を告白する動画を発見。ラストシーンで優は昭の殺害に関与しているとして警察に連行されたのだった。
19日に放送された第6話では、優の取り調べが始まった。加瀬は優と面会するが、優から15年前の事件だけでなく昭の殺害も行ったことを明かされた。しかし記憶障害の持病がある優には、犯行前後の記憶がなかった。加瀬は優がイヤホンカメラで撮影していた昭と争った動画データの解析を科捜研に依頼する。すると優が昭を突き落とした池と、遺体が発見された池の場所が違うことが判明する。加瀬は優を救うため検察や警察に働きかける。そして大輝のもとにも現れ、昭を突き落とした場所が違う可能性があること、優の病気を考慮してほしいことをお願いする。同じ頃、大輝と同僚の桑田仁美(佐久間由衣)は事件の「犯人を見た」という男性について捜査を進める。ようやく見つけた男性によると、犯人は池から出てきてびしょびしょに濡れており、「康介」と叫んでいたという。優に突き落とされた後、自力で池から出てきていた昭。優が直接昭を殺害したわけではないことから、優は不起訴となり釈放された。梨央と優、加瀬は3人で抱き合うのだった。
今回の優の釈放に、大輝が警察という立場を超えて協力してくれたことを加瀬から聞いた梨央。大輝の立場を考え、今後は会わないことを静かに決意する。梨央は大輝を呼び出し電話すると、「もう会わんようにする。大ちゃんの立場が悪くなってしまったら私も嫌やもん」と一方的に告げた。歩道橋に立つ梨央を見つけた大輝は、「勝手に決めんな!」と叫び、逃げる梨央を追いかける。なんとか追いついた大輝は梨央を強く抱きしめ、梨央もそれに応えた。しかしそっと大輝から離れると、「じゃあね」と苦笑いを浮かべて手を振り、去っていくのだった。
歩道橋からの抱擁シーンは、第1話の歩道橋シーンのオマージュとなっている。1話では、梨央が大学進学のため上京する直前の夜、大輝が梨央に告白した。「俺、梨央が好きやよ、好きや」と気持ちを伝え抱きしめるも、父の突然死や渡辺康介に関する事件について不安が募る梨央は、大輝を抱きしめ返すことも告白の返事をすることもできなかった。そして大輝が駅伝に挑む中、歩道橋からレースを見届けた梨央は何も告げず東京へ行ってしまったのだった。
SNS上では、「歩道橋のシーン、1話との対比が……素晴らしい……あそこの大ちゃんかっこよ過ぎた……私もされたい」「歩道橋のシーン、あの駅伝のシーンと重なって泣ける」「梨央がさよならをしたのは1話でも歩道橋、6話でも歩道橋」など、1話を思い出す声が多く見られた。また歩道橋から別れにつながった1話に対し、今回は大輝が追いかけて梨央も抱きしめ返したことから、「歩道橋の上からのお別れって1話と同じじゃん……これだけで泣ける。しかも今回は大ちゃんが追いついたあぁぁぁ」「歩道橋のとこで涙腺崩壊、梨央がぎゅってしたとこでまた泣いた。うぅ……」「だいちゃん歩道橋のりおに今回は追いついたなぁ……グッときた」「やっと追いつけたね、抱きしめられたね」と2人の抱擁に感動する人も続出。「歩道橋のとこの2人、胸がキュンとしすぎて切なすぎなんやけど」と、演出に魅了されている視聴者も多い。
26日放送の第7話では、フリーライターで過去に渡辺康介と関わりがあった橘しおり(田中みな実)が梨央の前に現れる。真田グループの不正について追及するしおり。大輝と仁美もしおりに接触し、事件について調べていく。第7話もどのような胸キュン演出が見られるのか要注目だ。