皇治が“闘う理由” 引退かける一戦へ記した832文字「RIZINにきて悔しくてたまらんわけよ」

格闘技イベント「RIZIN.32」(20日・沖縄アリーナ)に参戦する皇治がインスタグラムを更新。「俺が闘う理由」として、832文字の長文に覚悟を示している。

皇治【写真:ENCOUNT編集部】
皇治【写真:ENCOUNT編集部】

20日のRIZINで初勝利目指す

 格闘技イベント「RIZIN.32」(20日・沖縄アリーナ)に参戦する皇治がインスタグラムを更新。「俺が闘う理由」として、832文字の長文に覚悟を示している。

 RIZIN初勝利をかけて祖根寿麻と戦う皇治。負けたら引退を公言しており、強い覚悟を持って挑む沖縄決戦となりそうだ。

 自身のSNSには「俺が闘う理由」として書き出し、こう続けている。

「悔しい事だらけやから、せやけど弱音なんぞ俺にいらん。全部己が決めてやってきた事。ただ一つ言えるのは俺は喧嘩うるたびに行動してきた。喧嘩うった奴がリスク背負おうが怖かろうが行動するのが当たり前やからな。

 K-1ファイターになって有名になるとほざき続け笑われた俺は当時、K-1に出場するルートすらなかった地方の何でもない俺はキックボクシングでタイトルを獲り15年賭けてK-1に出場することができた。そっからK-1勿論、沢山の方々に支えられてヤバい強い奴らに挑んで勝ったり負けたりタイトルマッチをやらせてもらって名前を売らせてもらった。

 他団体戦がどうちゃらかっこつけてファンとの約束を守る為お世話になったK-1から契約を守ってRIZINという舞台にきた。階級を下げ世界最強と言われる天ちゃんに挑み、体重差を超え五味選手というレジェンドにも挑ませて頂いた。

 RIZIN大阪大会 バッティングでノーコンテストからの敗北、もう情けなくて悔しくてたまらんかった。初めて逃げた方が楽やとも考えたわな。RIZINにきて悔しくてたまらんわけよ。ただ何一つ後悔はない。己が選んだ道せやからこそ、もう一度成り上がると決めた。

 次の対戦相手と闘うのもぶっちゃけ悔しくてたまらんよ。男やからここでしっかり勝ちまた一丁前ぬかせるように成り上がるしかないんやて。色んな間違いもあったしガキやったとこもようけあるし今もまだまだやけど、俺は何一つ嘘をつかず真っ直ぐ生きてきた。

 せやからな、何のキャリアもなく同階級ともよう試合できずSNSだけ元気がええファイターにもなりきれん奴らに、いくら作り話されてホラ吹かれて、ない事を煽られて何言われようが筋も通せん奴とやりたいとかどうこう中々思えんのやな。ちんけな根性ぶら下げとる奴は黙っとればええ。

 正々堂々せんと嘘つく奴が1番イケとらんよ。ただ結果が全て、沖縄大会が少しでも盛り上がるなら引退すら賭けたるよ。とりあえず復活に向けまず今回しっかり仕事してリングの上で喋るわな。後2日。皆んな楽しみしとって。生きるか、消えるか(原文まま)」

 リングで汗を流す3枚の写真とともに、つづった計832文字。皇治の覚悟が見える日が目前に迫っている。

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