赤ちゃん人気名前は「蓮」「紬」 10月ランキング発表、秋ネームやジェンダーレスネーム
妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業「ベビーカレンダー」が、2021年10月生まれの赤ちゃんを対象にした名前ランキング」を発表。季節感を取り入れた“秋ネーム”や「ジェンダーレスネーム」が多く見られた。
10月生まれの男の子4851人、女の子5194人、合計1万45人の赤ちゃんの名前を集計
妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業「ベビーカレンダー」が、2021年10月生まれの赤ちゃんを対象にした名前ランキング」を発表。季節感を取り入れた“秋ネーム”や「ジェンダーレスネーム」が多く見られた。
ベビーカレンダーでは、赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表。1日には、21年生まれの赤ちゃん11万5678人を対象にした「2021年赤ちゃんの名前ランキング」を発表し、男の子では「蓮」、女の子では「紬」がそれぞれ1位に選ばれた。
今回は10月生まれの赤ちゃんの名前ランキングを発表。調査期間は21年10月1日~25日で、この間に生まれた男の子4851件、女の子5194件、合計1万45件の赤ちゃんの名前を集計した。
女の子5194人のうち、名前の種類は全部で2900種類あり、人気の名前1位は「紬(主な読み:つむぎ)」、2位「葵(主な読み:あおい)」、3位「結菜(主な読み:ゆな、ゆいな)」・「美月(主な読み:みつき)」という結果となった。
また、男の子4851人では、名前のバリエーションは2933種類。最も多く名づけられていたのは、「湊(主な読み:みなと)」で、2位に「大翔(主な読み:はると)」、3位に「碧(主な読み:あおい、あお)」が続いた。
10月の名づけトレンドでは、男女ともに秋の季節感を取り入れた「秋ネーム」が増加。カエデ科の紅葉する木の総称で、秋冬生まれの赤ちゃんに毎年特に多く名づけられる「楓(主な読み:かえで)」や、「彩華(主なよみ:いろは)」、「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、「琴葉(主なよみ:ことは)」など、古風なレトロネームに見られる「葉」を用いた名前が増えた。
「碧」「樹」「暖」「楓」「凪」など、男の子にも女の子にも名づけられる名前も上位にランクインしており、昨今話題となっている、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」への関心の高さもうかがえる結果となった。