【二月の勝者】生徒たちの名前に粋な仕掛け 成績順クラス分け発表にネット大喜び「みんな戦国武将」
俳優の柳楽優弥が主演する日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(毎週土曜、午後10時)の第5話が13日に放送された。激変する受験界に舞い降りた最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人が中堅進学塾「桜花ゼミナール」の校長として小学生の中学受験合格を導く痛快ドラマ。この日は成績順クラス分け発表のシーンで粋な“仕掛け”が判明した。
金子貴俊と遠藤久美子がゲスト出演
俳優の柳楽優弥が主演する日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(毎週土曜、午後10時)の第5話が13日に放送された。激変する受験界に舞い降りた最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人が中堅進学塾「桜花ゼミナール」の校長として小学生の中学受験合格を導く痛快ドラマ。この日は成績順クラス分け発表のシーンで粋な“仕掛け”が判明した。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
6月15日、中学入試まで231日。桜花ゼミナール吉祥寺校では得点によって上位から「Ω(オメガ)」(1~9位)、「A」(10~21位)、「R」(22~31位)の3クラスに分けられた。壁に張られた一覧用を前に生徒たちは喜んだり落ち込んだり。Aクラスの上杉海斗は13位(偏差値52.6)。Rクラスの三浦佑星は14位(同52.1)に上昇、いつも窓の外をぼーっと見つめていた同じくRクラスの加藤匠も17位(同50.2)に上昇しともにAクラス入りを果たした。
反対にAクラスだった大内礼央は23位(同48.2)と順位を下げRクラス落ちし「どうしようママに叱られる」と涙目に。Aクラスだった福島圭はわずか1点差でRクラス落ち。Ωクラスの前田花恋は2位(同67.4)、島津順は1位(同68.6)と強さを保った。
悲喜こもごものクラス分け発表だったが、子どもたちの名前には共通点がある。苗字を並べてみると、上杉、三浦、加藤、大内、福島、前田、島津。これらは戦国武将の家名として知られており、それぞれ上杉謙信、三浦義意、加藤清正、大内義隆、福島正則、前田利家、島津義久を念頭に置いているようだ。このように塾生全31人すべてが武将の苗字となっている。
RクラスからAクラスに“出世”した三浦と加藤。三浦義意、加藤清正ともに戦国武将の名にふさわしい勇猛果敢なファイターだった。子どもたちの成長ストーリーが戦国武将の武勇伝と重なっているようなところも興味深い。
ネットでは「やだ、生徒の苗字がみんな戦国武将じゃん」「戦国武将なのそれだけでウハウハする」「生徒たち、武将の苗字なの面白い!」「地味に面白い」などの声が上がっている。コミックでは第6巻の最後に生徒の座席表が描かれており、その名前を見て気付いた読者も多いようだ。
第5話では生徒たちが築き上げる友情や父親のDVなども丹念に描かれた。島津の両親役でゲスト出演した金子貴俊と遠藤久美子にも注目が集まった。