【最愛】衝撃の第5話、子どもの罪をかぶる父の姿に「お父さんやばい。泣くって」
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第5話が12日に放送された。
あまりにも優しく残酷な展開に「こんなしんどい話を誰が作ったんやさ!?!?」
女優の吉高由里子が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「最愛」(午後10時)の第5話が12日に放送された。
(以下、ドラマの内容に関する記載があります)
同作は、吉高演じる女性実業家で殺人事件の重要参考人となったと梨央と、梨央の初恋の相手で梨央を追うことになった刑事・大輝(松下洸平)、梨央を支える弁護士・加瀬(井浦新)を中心に展開するサスペンスラブストーリー。15年前の2006年、梨央が青春時代を過ごしていた岐阜県の田舎町で、大学院生・渡辺康介(朝井大智)の失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に康介の父・昭(酒向芳)が現れ、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。その昭も遺体で見つかったことから、梨央と大輝は15年ぶりに「殺人事件の重要参考人」と「刑事」という形で再会した。5日に放送された第4話のラストシーンで、梨央は行方がわからなくなっていた弟の優(高橋文哉)と再会し、優は昭の殺害を自白していた。
12日に放送された第5話では、それぞれが相手を思い合う優しさと残酷過ぎる現実に、視聴者は胸を引き裂かれた。SNS上では「今日の最愛すごい引き込まれた。泣きっぱなし」「ラスト特に涙止まらなかった。それぞれに愛する人がいるのに、それだけではいられない辛さが……もう」と、号泣する人が続出した。
優は梨央に姿を消していた期間について明かす。梨央がかつて消去した携帯電話の動画を復元し、自分が渡辺康介を刺したことを知った優。姉を事件に巻き込まないために梨央のもとを去ったのだった。弟の罪を知った梨央は、1日だけでも姉弟2人きりで過ごしたいと願う。梨央と優は高速バスで故郷の岐阜に戻り、大輝ら警察は後を追う。故郷でお墓参りをすませた2人。梨央は優に通帳や現金を手渡し、逃亡するように伝える。
しかし優は「逃げるのに疲れた」と警察に自首することを決めていた。2人は亡くなった父・達雄(光石研)が寮父を務めていた白山大学の寮に向かい、達雄のパソコンを探す。パソコン内の日記に15年前の渡辺康介に関する情報が書かれていないか調べると、動画が残されていた。そこへ追いついた大輝と同僚の桑田仁美(佐久間由衣)が突入してくる。
すぐに身柄を拘束しようとする桑田を、大輝は制止してしまう。動画の中の達雄は、渡辺康介が梨央にしたこと、そして彼を殺害し山に埋めたことを告白していた。「子どもらは何も知りません。なんもかんも全部、私ひとりがやりました」と語る達雄に、優は「うそや」とうろたえる。大輝は刑事の立場ながら、「俺はお前と姉ちゃんが好きやった。2人が困ったらいつでも駆けつけるって思っとった。何もできんかったなぁ」と切ない表情で歩み寄る。「優、今度は必ず力になる。姉ちゃんは何も関係ない」と優を連行するのだった。
弟を思い逃亡を提案する梨央、姉のために罪を犯し自首を決めた優、子どもを守るために「私ひとりがやりました」と告白した父、そして警察という立場ながら好きな人を守りたい大輝。それぞれの優しい思いが交錯する展開にSNS上では、「うわぁぁ。最愛しんどい。お父さんやばい。泣くって」「これは鼻水なのか涙なのか。おらもうわかんねえよ」「はーーー!!ラスト泣けた。優を逃したい梨央、罪を1人でかぶったお父さん、2人を守りたかったのに捕まえないといけない立場の大輝。いろんな想いが交錯して泣けたわー」と、涙無しでは見られなった人が続出した。また「こんなしんどい話を誰が作ったんやさ!?!?」と岐阜の方言を使ったコメントも見られた。
19日放送の第6話では、警察に連行された優が加瀬と面会し、15年前の事件だけでなく昭の殺害も行ったことを明かす。加瀬は優がイヤホンカメラで撮影していた昭と争った動画データの解析を科捜研に依頼する。加瀬は解析された動画を見てある疑問を抱く。第6話も目が離せない。