マリトッツォ、糖質ゼロビールがランクイン! 2021年“流行グルメ”のトレンド分析

リクルートが発行する街のおトク情報満載のクーポンマガジン「HOT PEPPER」が、全国の20代・30代の男女2075人を対象に「2021年の流行グルメ」に関するアンケートを実施。マリトッツォ、オートミール、低アルコール飲料などのランキングから「0.7食」と「健康」を今年のトレンドキーワードと分析している。

「2021年の流行グルメ」トップ10にランクインした「マリトッツォ」【写真:写真AC】
「2021年の流行グルメ」トップ10にランクインした「マリトッツォ」【写真:写真AC】

全国の20代・30代の男女2075人を対象にアンケートを実施

 リクルートが発行する街のおトク情報満載のクーポンマガジン「HOT PEPPER」が、全国の20代・30代の男女2075人を対象に「2021年の流行グルメ」に関するアンケートを実施。マリトッツォ、オートミール、低アルコール飲料などのランキングから「0.7食」と「健康」を今年のトレンドキーワードと分析している。

 ランキングトップ10は1位から「マリトッツォ」「オートミール」「フルーツ大福」「台湾カステラ」「ピスタチオスイーツ」「低アルコール飲料」「糖質ゼロビール」「カヌレ」「発酵食品」という順番に。1位のマリトッツォ、3位のフルーツ大福といった「おやつ以上食事未満の軽食(=0.7食)」と、2位のオートミール、6位の低アルコール飲料といった「健康志向」が二分する結果となった。

 新型コロナウイルスの流行は食生活にも影響を与えており、今回の調査では「1日の平均運動量が減った」が約半数、「1日3食を毎食しっかり食べることは食べ過ぎだと感じる」が約4割、「1日のうち1食は『おやつ以上食事未満の軽食』(1食7割程度の分量)に変えたい」が約半数を占める結果となった。

 スイーツでは1食を軽食に抑える一方でおやつ以上の食べごたえはほしいという、健康志向とその反動があらわれたのが今年の大きな特徴で、また、SNS上で話題になったという共通点も。コロナ禍で自宅時間も増えた影響からか、SNS発のトレンドが多くみられたという。健康食品はもともと販売されていたものの、コロナ禍で健康志向が高まったことにより人気上昇したものがほとんどで、「オートミール」や「発酵食品」は美容面でも注目。レシピの多さからも支持されたという。

「HOT PEPPER」では、ランキングで「0.7食」に該当するものは比較的カロリー高めのスイーツが多く、「健康」と相反する内容がランクインしているのも今年のトレンドとして面白い傾向だと分析している。

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