コスプレイヤーと海洋ごみ削減活動が連携 子どもたちも“変身”してごみ拾い
コスプレイヤーと連携した海洋ごみ削減の取り組み「コスプレde海ごみゼロ解放区」プロジェクトの活動が7日に行われ、コスプレイヤーが子どもたちと一緒にりんくうビーチの清掃活動を行った。
気軽に楽しみながら海洋ごみを減らしつつ、コスプレ活動も楽しんでもらう取り組み
コスプレイヤーと連携した海洋ごみ削減の取り組み「コスプレde海ごみゼロ解放区」プロジェクトの活動が7日に行われ、コスプレイヤーが子どもたちと一緒にりんくうビーチの清掃活動を行った。
「コスプレde海ごみゼロ解放区」プロジェクトは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で、コスプレ海ごみゼロ実行委員会と日本財団及び知多半島の自治体5市5町が共同で開催。8月8日に行われた「コスプレde海ごみゼロ知多半島解放区」宣言セレモニーでは、知多半島の5市5町の市長・町長などがステージに登壇、コスプレ解放区の開始を宣言した。
思い入れのあるキャラクターになり切るコスプレイヤーの中には、自身の撮影で使用するロケーションが汚れないよう、日ごろから率先して清掃活動等を行っている人も多く、気軽に楽しみながら海洋ごみを減らす機会を創出するとともに、海やビーチ、地域のさまざまな施設を解放することで、コスプレ活動も楽しんでもらうという取り組みだ。多くのコスプレイヤーが知多半島を訪れることで海や街がきれいになり、きれいなロケーションで撮影した写真をSNS等で拡散することで、それを見た多くの人が足を運ぶ地域活性化の効果も期待されている。
この日はコスプレイヤーやカメラマン、子どもたちなど約70名が参加し、90リットルごみ袋30個分のごみを回収。今回初の取り組みとして、世界コスプレサミット元日本代表などの一流コスプレイヤーのメイクにより、子どもたちもヒーロー・ヒロインに変身。ごみを拾った後はきれいになった海で写真撮影を楽しんだといい、参加した子どもたちからは「こんなにごみがあると思ってなかった」「近所なので、これからもたまにごみ拾いしに来たい」「ごみがない海になってほしい」などの声が聞かれた。
「コスプレde海ごみゼロ解放区」の活動は今後も新舞子海岸、日間賀島、阿久比ふれあいの森などで順次開催される。